(18)12月30日:ポンペイ遺跡その2

 広大なポンペイ遺跡、まだまだ見て行きます。しかし、石畳なので歩きにくく、足が辛い・・・。

 こちらはポンペイで最大の規模を誇る「ファヌウスの家」。ファヌウスとは牧羊神のことで、写真手前に飾られている像のこと。この家の名称の由来になりました。ちなみに住宅の持ち主は、ローマの独裁官として著名なスッラの甥であるプブリウス。

 談話室(跡)の床には、教科書などでも有名なモザイク画が!

 そう、アレクサンドロス3世率いるマケドニア軍が・・・。

 ダレイオス3世率いるペルシア軍を破ったイッソスの戦い(紀元前333年)が描かれています。まあ、ここにあるのはレプリカで、本物はナポリの国立考古学博物館に飾られているそうですが、それでも感動しました。

 光線状態が悪いのが残念!それにしても、広い家です。

 ファヌウスの像をアップで。

 さて、引き続いてポンペイの町をウロウロします。写真を見ていただければ解りますが、奥が見えない!その広大さがお分かりいただけるのではないかと思います。

 こちらはThermopolium caupona

 casa del poeta tragico = 悲劇詩人の家。ポンペイの見所の1つのようで、中に入っていきましょう。

 悲劇詩人の家の内部。

 悲劇詩人の家の内部その2。

 壁画もよく残っています。

 こちらが家の名前の由来になった壁画だと思われます。

 casa di cecilio giocondo

 panificio = ベーカリー(パン屋さん)


 石臼や石釜なども残っており、当時の雰囲気が良く伝わってきます。


 石釜の保存状態は見事!!


 こちらはスタビア浴場。運動場やプールも供えた、ポンペイで最古にして最大の公衆浴場です。


 スタビア浴場の内部。


 tempio di asclepio = アスクレーピオス寺院。アスクレーピオスは、ギリシア神話に登場する名医のことです。


 続いて小劇場(音楽堂)。音楽会や詩の朗読会が開催されました。ちなみに下段の座席は富裕層専用。


 その隣には大劇場があります。


 ご覧のとおり広い!写真奥は剣闘士の営舎。


 こちらはイシス神殿。


 だいぶ日が傾いてきましたが、さらに別のエリアに向かいます。こちらはアッボンダンツァ通りで、ポンペイで最も賑やかな繁華街。建物の保存状態が特によかったのが印象的でした。


 こちらはステファノの洗濯店。


 向かい側の店は、壁に書かれた文字が今も残っているようです。


 続いてこちらのお店は・・・。


 内部の保存状態が特によく、なかなかの見応えがありました。


 居酒屋でしたでしょうか、壁画も綺麗に残っています。


 casa di giulio polibio 2階建ての家ですね〜。


 こちらは何と体育場。141m×107mもの施設で、中央には水深最大2.6mものプールがあり(写真奥に見えますね)、ポンペイの人たちはここで運動に勤しみました。こんな施設まで充実していたとは。


 最後に、体育場の隣にある円形闘技場を見ます。


 こちら、2万人収容の規模を誇ります。近隣からも多くの人が訪れるため、町が来訪者で溢れかえらないよう、ポンペイの町外れに建っています。


 そして遺跡を出たところで、外の風景を1枚。古代遺跡部分とは別に、現代のポンペイも様々な建物が建ち並んでいます。


 ・・・で、名残惜しかったのでポンペイを出てから遺跡の遠景を1枚。そして、ポンペイの駅までの道のりが遠くて、さらに足が疲れましたが、帰りの電車にピッタリのタイミングで接続。観光客で溢れかえる「満員」電車でナポリへと帰還しました。