Mr.Sのスロヴェニア紀行’17:シュコーフィア・ロカ


 リュブリャナから北西約20q、クラーニから見ると南西に位置するシュコーフィア・ロカ。
 人口は2万2千人ほど(2005年の統計)。この街も川沿いにあり、中世には水運で栄えました。クラーニと同様に旧市街がよく残っている他、14世紀に懸けられたヨーロッパ最古級の石橋「カプチン橋」があります。(ただし19世紀に大改修)。ここも静かな街でした。

〇地図




中央のアーチの橋がカプチン橋。


この街も赤茶色の屋根が多い。

旧市街の背後の丘の上にそびえるシュコーフィア・ロカ城。丘に向って、「く」の字型に建物が建っています。

城の外壁に貼られていた解説板。上の見取り図で黒の部分が現存しています。元は中央に塔があり、菱形に城壁が囲っていましたが、塔と城壁の二辺は撤去され、残る二辺の城壁が居館として整備されたようです。


塔があった場所は芝生になっています。


城内は博物館。地下階では発掘した個所をガラス張りで見られるようにしていました。

シュコーフィア・ロカはレース編みが名産。



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