5.ハロン湾ツアー(2012/01/09)

○世界遺産ハロン湾に行く

 ハノイ旅行3日目。この日はハノイ市内から170キロ東にある世界自然遺産「ハロン湾」に向かいます。
 ハロン湾は龍が降りたという伝説があり、ベトナムの桂林とも呼ばれるほど美しい場所なのですが、公共交通機関が未発達でかつ遊覧船はツアー用ですので、自力での訪問は大変難しいです。
 なので自由旅行者は、事前に市内で「シンカフェ」などの現地旅行会社に出向き、現地ツアーを申し込みます。

 私も前日に「シンカフェ」の看板のある店で申し込んだのですが、日帰りで39US$でした。ネット上で言われている相場の約2倍・・・。 偽者もしくは中間マージンで相当取られるところを引いたのか、ネット情報が古いのか? もっとも、日本の大手旅行代理店で現地ツアーを予約すると70〜100US$(1人利用だとその2倍)するので、 それに比べると安いですが。言語も英語ですので、そういうのが気になる方は出国〜帰国までサポートしてくれるツアーで行ったほうがいいと思います。

 画像は今回のツアーバス(?)16人乗りのワゴン車です。運転手+ガイド+参加者14名の満車状態で出発。

 高速道路が整備されていないため、市内からハロン湾までは、トイレ休憩1回を含め片道4時間近くかかります。途中で運よく列車と並走。お兄さん列車のドアが閉まってないよ!!
 ちなみにこの列車はハロン湾目前まで行くらしいが…。このへんのインフラが整備されればもっと行きやすくなるのでしょうが、前日の記事にあるようにハノイ駅周辺がカオスなため改良は難しいか。

 高速道路ではないので、牛が横断することもあります。

 ハロン湾の入り口である、バイチャイ港に到着しました。これよりガイドの案内で遊覧船に乗り込みます。
 なおここでちょっとしたネタ。ハロン湾はトンキン湾の一部なのですが、それを漢字で書くと「東京湾」になります。つまり我々はワゴン車で河内(○ハノイ ×かわち)から東京湾(○トンキン湾 ×とうきょう湾)に来たわけで・・・^^;

 見どころまでは若干時間がありますので、その間にシーフード料理の昼食が出ます。
 ここで写真左側にご注目。ハングルが書かれた調味料があります。実は今回のツアー、私以外の参加者13名は全員韓国人という意外な構成。その中の1組がご持参したコチュジャンソースです。私も借りましたが、ベトナム料理と韓国料理のミックスなんて滅多に食べられるものではなく(で、意外とうまい)、こういう思いがけない交流も現地ツアーの楽しみの1つです。

 30分ほどで水上村が見えてきました。

 水上村には学校もあります。

 こういうところで、犬の散歩はどうするのでしょうか。

 水上村の船着き場に到着。ここで希望者は別料金を払い、竹ボートもしくはカヤックに乗ることができるようです。カヤックなんてやってたら撮影どころではないですので、私は竹ボートにお乗換え。

 浸食されちょっとした洞窟のようになっているところをくぐっていきます。

 こんなの撮ってる旅行記はそう無いはず。

 目線が低いと岩がより高く見えます。

 南国らしいゆったりとした時間が流れます。ハロン湾ツアーは後半へ続く!