5.世界遺産マラッカ観光1

 2010/07/20
 マレーシア旅行最終日。いよいよ今回の目的である世界遺産マラッカを観光します。
 マラッカはクアラルンプールから150kmほど南にあり、鉄道は通っておりませんので
 バスで向かうことになります。
 ただし、クアラルンプールのバスターミナルが2010/07現在絶賛改装中ですのでバスターミナルが
 移転しており、探すのにえらい苦労したのは前回までのお話の通りです。

 旅行時点ではクアラルンプールの南側郊外、ブキッ・ジャリルの競技場の駐車場が
 マラッカをはじめとした南側方面のバスターミナルになっていました。いかにも臨時って感じの外観です。

KKKL
KL⇔マラッカは非常に多くのバス会社が運行しており、客引きも多いので事前に
良いバス会社を調べておきます。(客引きにつかまるとショボいバスのこともあるし
最悪、中間マージンをとられる恐れもあるらしい・・・。)今回は往復ともこちらの
バス会社を使用。30分間隔という高頻度で運行しているうえ、座席は・・・

座席の様子
 1+2列シートでこれならばお尻贅沢病の方でも大丈夫!?
 2時間乗車し、これでも日本円で約380円という破格のお値段です。

オランダ広場
 マラッカバスターミナルは郊外にあり、観光地まで数km離れています。
 プトラジャヤと異なり交通量も多いのでここはタクシーを使用。
(15RM=約450円・・・。バスのほうが安いぞ^^;)
 このオランダ広場が、マラッカ観光の拠点となります。
 まず見えてくる真っ赤なキリスト教会は1753年創建です。

スタダイス
 1650年にオランダ総督公邸として建設された建物。現在は歴史博物館となっていますので
 街歩きをする前にここでマラッカの歴史を学んでおきましょう。

農耕時代のマラッカ

列強による支配
 航路的に重要な位置にあるため、いろいろな国に支配されてきたマラッカ。
 そのために独特な文化が発展しております。日本も支配してたようですね。

城郭
 列強支配時代のマラッカの様子。丘の上に教会のような建物がありますが
 のちほどそちらへ向かいます。

オランダ広場俯瞰撮影
 スタダイスの2階より。時計塔は1886年に中国系富豪が建設。噴水は1904年に
 ビクトリア女王即位60周年記念で作られたそうです。本当に多国籍だこと。

セント・ポール教会
 スタダイスの裏手にある丘を登ると、古い廃墟が見えてきます。
 1521年にポルトガル人のキリスト教布教の拠点として建設されたもの。

教会内部

フランシスコ・ザビエル
 鉄砲伝来で有名なザビエルはここから日本に旅立ち、
 また死後9年間はここに遺体が安置されました。

丘の上からマラッカの街並みを望む
 新しい建物が続々とオープンする中、中央に別の遺跡が。のちほど紹介します。

マラッカタワー
 地上80メートル。円盤型の展望室が回りながら上昇するという遊園地の
 アトラクションみたいな建造物です。上下往復で10分くらいらしい。

帆船
 今回は時間の都合上行きませんでしたが、海洋博物館があり、そこにある船だと
 思います。その向かいには海軍博物館もあるらしいです。
 次は丘を下り、さきほど見えた遺跡に向かいます。