イギリス国立鉄道博物館
(外務省ホームページより)

 鉄道発祥の地とよく謳われるイギリスの鉄道史を記録したものが、1975年に会館したこの国立鉄道博物館です(上写真:入り口の様子)。東海岸本線のヨーク駅に直結していて、イギリスで使用された車両が200台以上展示されています。蒸気機関車はもちろん、近年まで使われていた旧イギリス国鉄の車両、信号機、切符、ネームプレートも含め鉄道関係のものはほとんど揃っています。

 本館の中央にはターンテーブルがあり、それを囲むような扇形の車両配置は大宮の鉄道博物館の元ネタとなったといわれています。
(*注−訪問したのは2007年ですので、ここに記載されている展示物がまだあるとは限りません)
(撮影&解説:秩父路号)


 博物館の隣には観覧車があり、ヨークの市街を一望できる。中心部のシンボルは15世紀のイングランドに栄えた王朝(ヨーク朝)の白バラで、現在ではヨークシャーのシンボルにもなっている。


貨物展示場。主に19世紀後半から20世紀前半まで仕様された貨車等を展示している。

歴代のお召し列車の展示場。

こちらは旧ファーネス鉄道の機関車、「カッパーノブ」(1846年製造)

そしてバトル・オブ・ブリテン・クラス(機関車の車種)のウィンストン・チャーチル号。流線型のカバーをかぶせている。

上記の機関車とよく似たのがウェスト・カントリー・クラス、34067号機の「タングメア」。同じく流線型のカバーを装着している。

ウィンストン・チャーチル号のロゴとエンブレム

旧GWR(グレート・ウェスタン鉄道)の蒸気機関車、2800クラス。
1905年から製造開始され、貨物列車牽引機として使われた。

サザーランド公爵の専用車両(1899年製造)

20世紀初頭にイギリス中部とロンドン北部に使われていた通勤電車。

プルマン社のパーラーカー「トパーズ」。かつてはオリエント急行等の高級列車に使用されていた。

クラス52ディーゼル圧力式機関車「ウェスタン・フューゼリア」。旧国鉄時代にイギリス西部の特急客車列車を牽引していた。

こちらは別館の様子。どちらかというと子供向けで、鉄道の仕組み等を分かりやすく説明する展示がある。
写真は腕木信号を解説しているもの。最近は数が少なくなったなぁ・・・

そして機関室の内部のカットモデル。

博物館入り口近くには援助金や車両を寄付した団体・会社等を記した殿堂入り(?)のようなものがあり・・・

その中には0系を寄付したJR西日本も仲間入り!