ロシアの鉄道車両と風景


○解説

 旧ソ連時代の武骨な車両から最新鋭の高速列車まで、様々な車両が活躍するロシアの鉄道風景です。まず、上写真はロシア鉄道が誇る高速列車「サプサン」。日本語にすると「はやぶさ」という意味で、ロシアのモスクワ〜サンクトペテルブルク間において、最高速度250km/hで2009年12月18日より運転を開始しました。
 使用される車両は、直流電車のEVS1形と、交直流電車のEVS2形。シーメンス製高速鉄道車両ヴェラロシリーズの一種であるVelaro RUS 。ドイツ鉄道で運行されているICE 3をベースに、ロシア鉄道での運用に合わせて広軌(1,520 mm)用の台車の装備、車体幅を330mm拡大した3,265mmとするなどの変更が加えられています。
(撮影:秩父路号 ※特記を除く)

●車両ミニガイド


ロシア鉄道EP2P形電車
1979年、1982〜1987年に投入された電車。かつてはソ連圏らしい深緑色の塗装でしたが、現在はロシア鉄道のコーポレートカラーに。


ロシア鉄道ED4M形電車
ED4形は1996年から2016年まで投入された電車で、投入時期によって全く別の形式としか思えないほどデザインが変化しています。2枚目はРегион Экспрессなる地方快速(?)仕様の青いエレクトリーチカ。


ロシア鉄道ES1/ES2G形電車「ラスターチカ」
2013年に登場したもので、シーメンスの鉄道車両ブランドの1つデジロが製造。

こちらは以前に、白いパパ様に投稿していただいたサプサン。



ロシア鉄道TEP70BS形ディーゼル機関車





ロシア鉄道2M62Y形ディーゼル機関車


ロシア鉄道2M62Y形ディーゼル機関車
こちらは単機での姿。






ロシア鉄道TZM18形ディーゼル機関車
カリーニングラード駅にて。





サンクトペテルブルク地下鉄

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