恐竜博特集:ダイノワールド2015 ヨコハマ恐竜博
2015年 7月18日(土)〜8月31日(月) に横浜市のパシフィコ横浜で開催された恐竜博「ダイノワールド2015 ヨコハマ恐竜博」。通常、恐竜博は学術的な研究成果を元にテーマを設定し、それに沿った化石の展示や様々な解説が掲示されるのですが、この恐竜博は研究者による展示構成や解説の形跡は全く見当たらず、様々な化石(主に模型)を単純に並べた上で、展示スペースの半分近くはフードコートや恐竜をテーマにした子供の遊び場となっていました。普通は模型か実物化石か、化石の提供者、恐竜博の監修者などを掲載するところが、この恐竜博はほとんどありません。きれいに揃いすぎている全身骨格といい、怪しさ満点です。小さな子供を連れた家族向けには面白いかもしれませんが・・・。ただ、それにしては入場料金1,800円は高い・・・。わずかにある展示解説も白黒で目立たないし・・・。
(撮影:馬藤永徳)
見どころ
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@トルボサウルス
2012年にアメリカ、コロラド州で発掘された、ジュラ紀最大の肉食恐竜トルボサウルスの実物全身骨格が世界初公開。この恐竜博最大の見所です。ただ、現地では他の恐竜と同じ扱いであり、気をつけないと注目しないまま通り過ぎそう・・・。
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Aティランノサウルス・レックス「ティンカー」
日本初公開であるティラノサウルス・レックス「ティンカー」の実物化石。全身骨格のうちオリジナル率が65%とのこと。
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B数多くの三葉虫
主催者の情報が公式には出てきませんが、ネットの情報や現地の展示スタイルから判断するに、どうも化石商が展示を企画した模様。そのせいか、多種多様な小さな三葉虫が数多く展示されており、これはこれで必見。ただ、本物なのか模型なのか・・・。
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Cアンモライト
そんなわけで、アンモナイトの化石から成る宝石「アンモライト」も複数展示。 宝石として磨きすぎて、化石の大事な部分も削ってしまっていないか不安です・・・。
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Dジュエリー
来春発売予定という、アンモライトを使ったジュエリーも展示されています。
その他
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アロサウルスVSケラトサウルス
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ハーパクトクグナトゥス・ジュエントリイ
1996年にアメリカで発見されたジュラ紀の翼竜。
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ケサイ
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ヘスペロサウルス
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ゴニオフォリス・ギルモレイ
ジュラ紀のワニ。
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マジュンガサウルス
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タニコラグレウス
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ナノティランヌス
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カンプトサウルス
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アロサウルスの子供
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アロサウルス・フラギリス
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ドリオサウルス
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ディプロドクス・ロングス
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ケラトサウルス
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プラキオサウルス(復元模型)
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キクロバティス・マジョール
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ネマトノータス
白亜紀後期の魚類。
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・・・の何?と突っ込まざるをえない。大元の大元をたどれば、数多くのマグロの祖先たりうる対象がいるわけですが。
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