石英(せきえい/Quartz)

石英の一種である日本式双晶
(撮影:国立科学博物館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類:酸化鉱物モース硬度:7
(※鉱物を互いに傷つけあって、どちらが硬いか10段階の数字。最も硬い「10」がダイヤモンド)
光沢:ガラス光沢
へき開:なし (※へき開とは、特定方向へ割れやすいという性質)
●解説
二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物で、様々な岩石に含まれる非常に一般的な造岩鉱物。普通は六角柱状の自形結晶を形成し、結晶のうち無色透明なものを水晶と呼びます。▼バリエーション
多数の結晶が集合して、大きな結晶体となった水晶
(撮影:神奈川県立 生命の星・地球博物館/撮影:裏辺金好)
僅かにアルミニウムイオンを含むため、黒くなった黒水晶。
(撮影:神奈川県立 生命の星・地球博物館/撮影:裏辺金好)
石英の一種である紫水晶(アメシスト)
(撮影:神奈川県立 生命の星・地球博物館/撮影:裏辺金好)

こちらも紫水晶(アメシスト)。紫水晶は2月の誕生石として知られます。
(撮影:福井県立 恐竜博物館/撮影:裏辺金好)

紫水晶(アメシスト)を宝石として加工した状態など。
(撮影:JR甲府駅自由通路/撮影:裏辺金好)