2023年12月29日 関東鉄道竜ヶ崎線、ひたちなか海浜鉄道&大洗の旅
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昨日は大学時代からの友人である味野源次さんと一緒に常磐線の旅。まずは、その場の思い付きで龍ケ崎市駅で下車し、関東鉄道竜ヶ崎線へ。佐貫〜入地間でキハ2000形を撮影します。
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佐貫駅から竜ヶ崎線に乗車。先ほど撮影したキハ2000形に乗ります。
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つり革が龍ケ崎コロッケになっています!高橋肉店の常陸牛コロッケがモデルとなっているそうです。
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竜ヶ崎線唯一の中間駅である入地駅。
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あっという間に終点の竜ヶ崎駅に到着。
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竜ヶ崎駅は1974(昭和49)年に改築されたもので、かつては洋風の駅舎と長大なホーム、貨物線、転車台等も備えた立派なターミナルだったようです。現在はひっそりとしていますが、駅に隣接してタクシーの車庫や通運会社もあり、かつての栄光を偲ばせます。また、龍ケ崎市役所をはじめ龍ヶ崎市の中心部の最寄りであることから、閑散とした雰囲気ではなく、そこそこの利用者で賑わっていました。
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さて、竜ヶ崎駅は竜ヶ崎線の車庫を併設。キハ2000形2代目「まいりゅう号」がお休みしていました。
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1両だけの車両である。キハ532形気動車は点検整備中。
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さて、竜ヶ崎線の佐貫駅に戻り、隣接するJR常磐線の龍ケ崎市駅へ。常磐線の場合、2020(令和2)年3月14日に佐貫駅から龍ケ崎市駅に改称されましたが、龍ケ崎市駅、佐貫駅、竜ヶ崎駅とややこしいことに…。ちなみに、税務署と保健所は「竜ケ崎」、公共職業安定所は「龍ヶ崎」であるなど、市内の各施設で「ケ」「ヶ」の違いも…。
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今度はJR土浦駅で下車。
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まずはバスで土浦城跡(亀城公園)へ。上写真は太鼓櫓門【市指定文化財】で、1656(明暦2)年築。本丸に残る櫓門としては、関東地方で唯一の現存例です。
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土浦城跡は、本丸・二の丸跡の一部が公園として残りますが、かつては何重もの掘割の中の本丸が、水に浮かぶ亀の姿に似ていたことから「亀城」と呼ばれるほど、複雑な縄張りでした。
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東櫓は明治初期に撮影された古写真を元に、1998(平成10)年に復元されたもの。
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東櫓と霞門【市指定文化財】。霞門は江戸時代から残る建造物で、2022(令和4)年に解体修理の上、東門へ続く土塀も復元されています。
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前川口門 【市指定文化財】は江戸時代末期の建築で、元々は搦手門東付近にあった高麗門形式の建物。明治維新後、移築を繰り返し、1981(昭和56)年に二之丸二之門跡に移築されています。

このほか、今回は撮影しませんでしたが西櫓もあります。1949(昭和24)年のキティ台風の被害により、翌年に解体し部材を保管していたものを、1992(平成4)年にようやく復元したものです。
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土浦城の近くには水戸街道の土浦宿の面影を残す商家が残り、こちらも見どころの1つ。上写真は土浦まちかど蔵「野村」で、江戸時代後期から明治時代初期に建造。母屋の1階は休憩所と、「はた織り」や草木染めなどが体験できるスペースとなっています。
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土浦まちかど蔵「大徳」。江戸時代後期の呉服店を改装した蔵で、観光案内や観光土産品の販売を実施。
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矢口酒店(矢口家住宅)は、土蔵造り。店蔵と袖蔵が1849(嘉永2)年築、,元蔵が慶応年間(1865〜1867年)築で、茨城県指定文化財。土浦では1841(天保12)年9月12日の大火後、町屋が土蔵造に変わったそうで、その代表的な建造物です。
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さて、土浦に来た理由は2023(令和5)年に設置された、土浦市とアニメ「機動警察パトレイバー」のコラボマンホール。土浦駅西口〜亀城公園(土浦城跡)と、土浦駅西口〜桜川の2方面に計15種類が設置されています。枚数が多いので、弊サイト内マンホール調査隊の「土浦市」ページから全貌をご覧ください。
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さて、今度は土浦市役所へ。JR土浦駅の向かい側にあるという非常に利便性の高い市役所ですが、1997年(平成9年)10月2日に開業した再開発ビル「ウララ」の核テナントである「イトーヨーカドー土浦店」が閉店したことにより、2015年(平成27年)9月24日に移転してきたものです。
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さて、ここにも機動警察パトレイバーのマンホールがありますが、それだけでなく…。
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2階に「機動警察パトレイバー」に登場する敵メカ、グリフォンの像が設置されています。写真にすると大きそうに見えますが、意外と小さい…。
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また、土浦全国花火競技大会で、尺玉(10号玉)を打ち上げるために使用する打上筒も展示されていました。左から昭和30年代、昭和50年代、昭和60年代のもので、昭和30年代の筒は周りを強化しているのが特徴。その後は溶接技術の進歩で不要になったそうです。
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それでは、土浦駅を出発。
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今度は勝田駅に到着。
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E653系K71編成が留置されていました。撮影時はそれほど運用に就いているわけでは無かったこともあり、私にとって初撮影。
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狙っていたわけでは無いのですが、ちょうどEH500-55号機牽引の安中貨物が通過したので撮影。
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勝田駅の様子。ここで、ひたちなか海浜鉄道に乗り換えます。
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那珂湊駅に到着すると、「銅色の列車」に出会いました。2020(令和2)年から運転されているもので、「曙光の大地」塗装をベースに、下半分を株式会社高木製作所の主要製品である「銅の色」とし、扉には同社で銅の接合に使用する「銀の色」と、一部のメッキに使用する「金の色」を使用しています。
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キハ205との並び。
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キハ205は1964(昭和39)年製造の車両で、元々は国鉄のキハ20 522。既に滅多に動くことはありませんが、2024(令和6)年になって、JR東日本から導入するキハ100形により置き換えることが発表されました。
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さて、那珂湊駅を出て、那珂湊おさかな市場に向けて徒歩で移動を開始。
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途中、茨城交通の「ガールズアンドパンツァー」ラッピングバスを見ます。バスは大渋滞で全く進む気配がなく、当然乗客もいませんでした。
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さて、那珂湊おさかな市場に到着。大混雑状態で、とてもご飯を食べられる状態ではない…と思いきや、穴場スポットはあるもので。
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もう少し豪華な海鮮丼を食べたいと思いつつも、昼食にありつくことが出来ました。
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昼食後は那珂川を徒歩で渡り、いつも通り過ぎるだけだったアクアワールド茨城県大洗水族館を初訪問。ここからはしばし、写真のみをお楽しみください。
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シマフグ
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ミズクラゲ
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マンボウ
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オオカミウオ。獰猛そうな顔ですが、臆病な性格だとか。
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サメの剥製が多数展示されています。こちらはアオザメ。
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ナヌカザメ
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エビスザメ
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シロシュモクザメ
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ニタリ
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ラブカ
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ホホジロザメ
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ヨシキリザメ
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カグラザメ
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ノコギリザメ
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イタチザメ
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エドアブラザメ
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トラフザメ
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タロウザメ
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マカジキ
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ゴマフアザラシ
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世界最大級のマンボウの剥製
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世界最大級のウバザメの剥製
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マッコウクジラの全身骨格標本
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カリフォルニアアシカ
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ハッ!
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これにてアクアワールド大洗水族館を出て、鹿島臨海鉄道の大洗駅へ向かいます。
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途中、バスの車内から大洗磯前神社の鳥居を撮影。
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そして、大洗駅に到着。久しぶりに来ましたが、駅前広場が一新されています。2020(令和2)年8月26日に完成したそうで、非常に美しいですね。
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駅前には大洗町の公式イメージキャラクター「アライッペ」マンホールが設置。
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ガルパンの顔出し看板。
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駅舎内は益々ガルパンで溢れかえっています。
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まだまだいろいろなポスターが貼られていますが、この辺で。
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鹿島臨海鉄道8000形。トイレが設置されておらず、これで水戸から鹿島神宮まで行くのは、お腹が弱い私には絶望的です。
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そして水戸駅に着くと、偶然にも水郡線のキハ130系「Suigun Line イエローハッピートレイン」に出会えました。あとはいずれ、「オレンジ パーシモン トレイン」も撮りたい…。