2024年11月2日・3日 彦根城・京都鉄道博物館・比叡山延暦寺を巡る


京都鉄道博物館に保存されているクハ489-1に期間限定で「しらさぎ」ヘッドマークが付くとのことで、長らく訪問したかった比叡山延暦寺へ行くのに合わせて出撃。ところが、折しも台風襲来で乗車した新幹線が米原駅でストップ。幸いにも途中下車させてもらえたので、在来線に乗り換えます。
まずはJR東海の313系を撮影。


米原駅に停車中の800系810編成。2023年から、オリエントブルー(水色)に塗装変更され、100形や300形と共通のイメージになっています。

そしてJR琵琶湖線に乗車し、新幹線高速試験車両たちを見ながら西へ。

彦根駅で下車すると、西武(新)2000系が留置されていました。近江鉄道では200形を名乗り、車両の前面窓にカメラを搭載し、線路の状況をAI活用して解析する「ドクターガチャコン」として活躍するそうです。

こちらは100形104編成。がん検診などの啓発車両になっています。

800形809編成。見慣れた黄色一色ですが、ラッピング電車等が多い800形では、意外と貴重な姿。


さて、折角彦根に降りたので観光周遊バスで彦根城へ。


こちらは天秤櫓 【国指定重要文化財】。真偽不明ながら長浜城大手門を移築したものとも伝わります。一旦、櫓門の下を通ってぐるりと回って、櫓へ続く橋に向かうことになります。

彦根城天守閣 【国宝】。1607(慶長12)年築。太鼓門櫓などと同様に、築城時から未だに現存する天守閣。大津城の天守閣を移築したものと考えられ、5階4重から3階3重に縮小されたことが判明しています。

内部は実に武骨で重厚な雰囲気。

最上階からの景色。立派なスタジアムが見えますね。

こちらは麓にある楽々園。後述する玄宮園と一緒に、彦根藩4代藩主井伊直興により建立された彦根藩の下屋敷「槻(けやき )御殿」を形成していました。1812(文化9)年の第11代藩主井伊直中の隠居を契機に、奥書院をはじめ大規模な増改築が行なわれました。

こちらは玄宮園。楽々園と一緒に、彦根藩4代藩主井伊直興により建立された彦根藩の下屋敷「槻(けやき )御殿」を形成していた場所で、現在は庭園部分一体を指しています。彦根城天守閣が良く見える場所で、景観は抜群!

別の場所から。ちょっと雨脚が強まって来ました。

JRに乗車して、今度は石山駅で下車。京阪石山坂本線の大河ドラマ「光る君」ラッピング電車を撮影。

続いて、京都駅で昼食をとり駅前に出ると羅城門の10分の1復元模型がありました。これだけでも大迫力で、色々な歴史的な風景をこのぐらいのサイズでもいいから再現してほしいと思います。


続いて京都市営地下鉄烏丸線の新鋭車両、20系に乗車。編成ごとに両端先頭部などに様々な伝統工芸品が設置されています。

烏丸駅で下車し、街歩きしながら京都高島屋S.C.を見ると、巨大なマリオと土管が登場!ニンテンドーミュージアムも行きたいですねえ。

さらに、阪急の京都河原町駅へ。京とれいん雅洛に乗車します。



車内に庭園を造るなど、1両ごとに内装が異なります。これで特別料金不要という、太っ腹な列車です。


このまま大阪まで行きたいところでしたが、ホテルを京都で確保している関係上、桂駅で途中下車。後続の列車が、座席指定サービス PRiVACE (プライベース)組み込みの9300系でした。2300系の増備が完了するまでの暫定的な姿とのことで、良い記録になりました。


さらに、阪急嵐山線に乗車。今やここだけになった、かつての特急車6300系を堪能。


終点の阪急嵐山駅はレトロで幻想的な雰囲気。

一方、台風による豪雨があった関係で桂川は濁流の状態。落ちたら確実に死にます…。

さらに嵐電の嵐山駅へ。

駅構内には「キモノフォレスト」として、「京友禅」のポール約600本が並び、日没よりライトアップされています。


インスタ映えスポットですね。


ここからは102号と625号の2両編成に乗車。

102号の運転席周辺の様子。

そして、嵯峨嵐山駅でJR嵯峨野線(山陰本線)に乗り換え。

隣接するトロッコ嵯峨駅には、ちょうど嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車が入線してきました。2027年春には牽引車を含めて新型車両がデビューするそうで、DE10形がトロッコを引く姿は見納めになりそうです。



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