阪急電鉄7000系


アイボリーが上部に入った現在の姿。
(写真:伊丹線 塚口駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1979(昭和54)年
主な運行区間:神戸線、宝塚線、能勢電鉄妙見線、能勢電鉄日生線

●阪急最大の系列

 1979(昭和54)年にデビューし、以後10年間にわたり210両を大量建造された、阪急最大の車両グループ。当然、神戸線、宝塚線系統の主力車両である。製造初期の車体は鋼製だが、1984年以降からはアルミ製で製造されており、この後の8000・8200・8300系に引き継がれた。

 制御方式は回生ブレーキ付界磁チョッパ装置を採用した省エネ車両。

 6000系同様に、外装はデビュー当時は伝統のマルーン一色であったが、後に6300系同様に屋根部アイボリーの塗装が追加された。8両編成と増結用2両編成が存在している。

 2018(平成30)年からは能勢電鉄に譲渡された車両が7200系として運用を開始。4両編成×3本(このうち中間車2両は6000系からの編入)と2両編成×2本が使用されており、このうち2両編成は沿線の豊かな自然をコンセプトにデザインしたラッピングが施され、7210Fに「茜音(あかね)、7211Fに「藍彩(あい)」の愛称が与えられている。

●旧塗装


(写真:神戸線 西宮北口駅/撮影:うめ吉)

●車内の様子


(撮影:裏辺金好)

↑ PAGE TOP