三陸鉄道36−700形

三陸鉄道の2代目主力車両として活躍中。
(写真:リアス線 宮古駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2013(平成25)年運用区間:リアス線
●最初の3両はクウェートの支援で登場
新潟トランシス製の気動車で、2013(平成25)年に南リアス線に3両(36-701〜703)、2015(平成25)年に北リアス線に3両(36-704〜706)、2018(平成30)年度にJR山田線の一部区間引継ぎに伴い8両(36-711〜718)が登場した。36-701〜703は、クウェート政府が東日本大震災で日本に行った寄附の一部を活用して製造されたもので、車両の前後にクウェートの国旗、側面に側面にクウェートへの感謝の言葉がアラビア語、英語、日本語で表記されている。
車内はボックスシートを主体とし、トイレ前のみロングシート。電気指令ブレーキ、モニタ表示の運転台を装備している。
●カラーバリエーション

36−Z形を連結した36−700形。クウェートの国旗が掲出されている。
(写真:リアス線 久慈駅/撮影:ネオン)

36−701は、2022(令和4)年6月8日から「ゴルゴ13」ラッピング列車となっている。「CHANGE FOR THE BLUE in 岩手実行委員会」と日本財団の協働によるもので、デューク東郷が描かれている。
(写真:リアス線 陸中山田駅/撮影:裏辺金好)



36−704は、2023(令和5)年4月8日から「三陸元気!GoGo号」として運転されている。これは、NHKの朝ドラ「あまちゃん」放送から10年を迎える事を記念し、「あまちゃん」ファン有志によるクラウドファウンディングで資金調達を行い企画されたもので、ドラマの場面や俳優・のんさんのその後の活躍を描いたもの。
(写真:リアス線 宮古駅/撮影:裏辺金好)


36−705は、2024(令和6)年6月7日から「とうぎん×キキ&ララ」として運転されている。これは東北銀行とのコラボ企画で、三陸鉄道沿線の観光名所などをキキ&ララが巡るデザインとなっている。
(写真:リアス線 宮古駅/撮影:裏辺金好)

36−718は、2024(令和6)年9月24日から「「にぎわい東北号」として運転されている。これはイオンとのコラボ企画で、2014(平成26)年から運転していたラッピング列車のデザインをリニューアルしたもの。
(写真:リアス線 宮古駅/撮影:裏辺金好)