三陸鉄道36−R形(36−600形)


(写真:リアス線 津軽石駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ・運行区間

デビュー年:2005(平成17)年
運行区間:リアス線

●レトロ調車両「さんりくしおさい」として活躍

 レトロ調車両36−301+401「おやしお号」に代わって導入された新潟トランシス製の20m級車両で、愛称は、「さんりくしおさい」。

 当初は36−600形として1両(36−601)が登場し、茶系の塗装にゴールドのライン、ダブルルーフ調の屋根、そして車内照明にはシャンデリア、壁面と床は木目仕上げとしてレトロイメージを特徴とした。

 2006(平成18)年に1両(36−602)が増備された後、2014(平成26)年2月から3月にかけて、ブレーキ装置を自動空気ブレーキから電気指令式空気ブレーキに変更したことにより形式を36−R形に変更(36−R1、36−R2)。これにより、36−700形と連結が可能になる一方で、36−100形、36−200形とは連結が不可能になった。

 さらに同年3月には、旧南リアス線用としてクウェートからの支援を受け、車体色を紫色にした増備車が1両(36−R3)登場している。外観デザインは同時期に登場した、お座敷車36−Z形に近いものとなっている。

●ギャラリー


36−600形時代の様子。36−100形、36−200形と連結が可能だった。
(写真:リアス線 盛〜陸前赤崎/撮影:里川街道 禁転載)

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