泉北高速鉄道7000系/南海電鉄7000系(2代)

南海電鉄の所属となった7000系。一部編成は泉北高速鉄道時代の2024(令和6)年に帯色を青色1色に変更しているが、今後は南海電鉄カラーに変更される。
(写真:南海本線 新今宮駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1996(平成8)年運行区間:泉北高速鉄道(→泉北線)、南海本線、高野線
●柔軟に様々な編成に対応できる主力車両
泉北高速鉄道7000系は、泉北線で開業当時から活躍していた100系の置き換えを目的に登場した車両。車体は5000系と同じくアルミ合金製で全面塗装となっているが、車体幅を大きくしたため丸みを帯びた裾絞りのある車体となっているのが特徴。また5000系は8両固定編成のみであったが、7000系は6両、4両、2両と様々な編成が存在しており、前面にはプラグドア式の貫通扉が設置され、増解結が容易に出来ることから柔軟な運用が組めるようになっている。
2024(令和6)年からは、帯色を従来の水色+青色から、青色1色に変更を開始。さらに、2025(令和7)年4月1日に、泉北高速鉄道が南海電鉄に吸収合併されたことに伴い、南海電鉄の所属となっている。この結果、形式名としては南海電鉄で2代目の7000系を名乗る車両となっているほか、今後は南海鉄道カラーに変更予定。
●車内の様子
(撮影:鐵)
●カラーバリエーション

泉北高速鉄道時代の7000系。
(写真:南海本線 新今宮駅/撮影:リン)

帯色が青色1色となった7020系と、旧塗装の7000系の並び。いずれも側面の社名表記が「NANKAI」に変更されている。
(写真:南海本線 新今宮駅/撮影:リン)