新京成電鉄/京成電鉄8800形

ジェントルピンクを使用した新たなコーポレートカラーに塗られた8800形
(写真:新鎌ヶ谷〜北初富/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1986(昭和61)年運行区間:新京成線(→京成松戸線)、京成千葉線
●解説
8000形と比べて運転席の窓が広くなり、ドアの開閉チャイムも導入したもので、新京成初のVVVFインバータ電車である。特に第一次車は1500V区間用電車としては世界初の本格的な長編成VVVFインバータ電車として注目された。8両編成×12本=96両が登場し、2006(平成18)年から2014(平成24)年にかけて6両編成化が実施。ねん出された中間車の一部は先頭車化改造され、6両編成×16本=96両となっている。
2017(平成29)年からは一部編成のリニューアル工事が開始され、内装をピンク基調に変更されている。また、全編成がジェントルピンク塗装に変更されていたが、2024(令和6)年に8808編成が旧塗装(京成千葉線乗り入れ開始当時の配色)、8813編成が登場時の塗装に戻されている。
2025(令和7)年4月1日に、新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併されたことから、京成電鉄の車両として運転されている。
●車内の様子

(撮影:裏辺金好)
●カラーバリエーション

ベージュ+茶色細帯の旧標準色。
(写真:常盤平駅/撮影:裏辺金好)

京成電鉄千葉線への乗り入れを機に、えんじ色に細めのライン4本の塗装が特徴の標準色へ塗装変更。
(写真:常盤平駅/撮影:裏辺金好)

京成電鉄との合併を前に新京成ロゴが消された状態。
(写真:新京成線 新津田沼〜前原/撮影:裏辺金好)
2018(平成30)年11月に登場した「ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー電車(トレイン)」(詳細はリンク先の別ページを参照)。8803編成に施され、翌年2月末まで運転。
(写真:松戸新田駅/撮影:裏辺金好)