龍王峡駅(野岩鉄道)


▼開業年月日

1986年(昭和61年)10月9日

▼所在地

栃木県日光市藤原

▼駅構造

地上駅(堀割構造および一部トンネル内)

▼主な利用可能路線

野岩鉄道 会津鬼怒川線

▼メモ

景勝地である龍王峡の入り口付近にあり、駅前には車で訪れた人向けの広い駐車場と、観光地によく見られる、食事や土産物を扱う店がある。なお、この駅はホームの一部がトンネル内に取り込まれている独特の構造となっている。
 (写真・文:U-lineのA)

▼駅の様子


 ホーム中程から新藤原方面を見る。
 構内は1面1線の単式ホームであるが、ホームの新藤原よりが、ご覧の通り、第一イの原トンネルに取り込まれてしまっている。また、会津高原尾瀬口よりは三ッ岩トンネルが迫っており、いかにも山岳路線であることを実感できる。


 ホーム新藤原より先端。本当にトンネル内である。


 駅から徒歩数分で現れる、龍王峡。
 写真はその入り口付近にある「虹見の滝」。その名の通り、条件が揃うと虹が発生します。写真でも滝壺の当たりにうっすら発生しているのですが・・・


 龍王峡は、鬼怒川の流れが岩を浸食して出来たそうで、岩質の違いで、下流から白龍峡(流紋岩 写真)、青龍峡(緑色凝灰岩)、紫龍峡(安山岩)と呼ばれます。また、途中には奇景が多く見られ、自然の凄さを実感できます。
 なお、ハイキングコースは龍王峡が終わった地点から、道なりにさらに進むと、川治温泉駅、川治湯元駅付近まで歩いていくことができます。 なお、余談ですが、ハイキングコースに立っている解説は「竜王峡」でした。(このペ−ジでは駅名に合わせ「龍王峡」で表記しています。)

↑ PAGE TOP