平城宮跡&宮跡庭園〜奈良県奈良市〜

○遺構展示館


平城宮の北東側にある遺構展示館。文化庁平城宮跡管理事務所が管理する施設で、発掘調査で検出された遺構そのものを、覆屋(おおいや)により保護して展示しています。


第一次大極殿復元模型



内裏一郭建物復元模型


内裏の井戸枠
杉の木をくりぬいたもので、直径1.7m、高さ2.3mという大きなもの。

造酒司の木樋
井戸端をの水を排水するもので、土中に埋設されていました。

平城宮最大の柱
コウヤマキで直径75cm、長さ2.8mが残存していた柱。

遺構展示
730年(天平の初め)〜770年(宝亀の初め)の間に、同じ場所で複数の建物が建て替えられた痕跡が残ります。柱穴の重なり方を観察することで、掘られた順番が分かるとか。

遺構展示
第2次大極殿の基壇中央を南北に断ち割り、切断面をはぎ取ったもの。

木簡(複製品)

○唐招提寺に残る平城宮


唐招提寺講堂 【国宝】
奈良時代築。平城宮の東朝集殿を移築したもので、平城宮の歴史を今に伝える非常に貴重な建物です。

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