日本の旅 第36回
名古屋・大阪途中下車の旅?(1)
Travels in Japan Number 36 Nagoya&Osaka(1)
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さて、今回は旅行記。いつも旅行記じゃねえかといわれるかもしれませんが、北陸旅行と同様、純粋に訪問した順番通りにお届け。さあ、みんなも旅に出よう!。
日野は東京都多摩地区の市です。筆者(裏辺所長)が住んでいる地で、東京の人からですら「それってどこ?」と訊かれる始末ですが、八王子・立川の中間に位置し、新撰組の
土方歳三の出生地として有名です。次回の大河ドラマ「新撰組」が、
近藤勇の死までで物語が終わると言うので、その先の函館戦争の土方歳三の死まで放送しろと要望を出したのもここの団体。
今回の旅は、そんな日野市から筆者の実家のある広島市に行くまでの旅でございます。
さて、日野駅を6時25分の電車で出発したる筆者。八王子経由で
横浜線で、
東海道新幹線のある
新横浜駅に向かいます。さすがに6時代という事もあり、また通勤ラッシュの方向とは逆方向なので横浜線の電車はがら空き状態(本日は平日)。ところが、7時少し前、
町田のあたりから突然乗客が大量に乗ってくる。そう、横浜方面に向かう乗客、もしくは、途中駅で東急に乗り換えて都心に出る人たち。あっという間に通勤ラッシュ状態となります。こんな朝早くから恐るべし!そして筆者は新横浜駅に7時30分ごろ到着。新横浜駅は
横浜市営地下鉄も接続していますが、この駅では意外に乗降客は少ない。

さて、新横浜では20分ほど時間があるので、ボーっと過ごします。「こだま」や「ひかり」「のぞみ」が次々と発車していきますが、そんな中で
100系新幹線と呼ばれる2階建て車両を組み込んだものがやってきました。つい最近製造された気もしますが、今年中に東海道新幹線からは引退。と、同時に東海道・山陽新幹線からは2階建ての車両は消えます。東北・上越新幹線では、オール2階建てなんかが当たり前のように走るのですがねぇ・・・。
この
100系というのは、丸顔の0系の実質的なヴァリエーションの1つのため、性能がよくないらしいんです。それで、JR東海としては速度の速い「のぞみ」系の車両に統一したいらしんです。格好よかっただけに残念。
ところで、新横浜駅から東京に新幹線で向かう人たちの乗車率が意外といい。新横浜〜東京間は新幹線だと1駅で所要時間は約15分&1320円(自由席使用)。一方、在来線を使うと約40分で610円。さてさて、あなたならどっちを選ぶ??
さて、筆者は7時55分の「ひかり」で、名古屋へ向かいます。ちょっと格好つけて「ヒトゲノム」についての本を読みますが、なんだかよく解らない。やはり科学音痴なのであろうか。解りやすく裏辺研究所で原稿書いてくださる人がいれば大募集。

列車は途中、
小田原駅に停車。小田原といえば小田原城ですが、新幹線からは注意深く見ないと、すぐにトンネルに入ってしまので、見えなくなってしまいます。その小田原駅は大改修工事中。近代的な駅に生まれ変わる一方で70年にわたり市を見続けてきた駅はついに取り壊されます(既に壊されているのかな?)。人並みな言い方ですが、何の変哲も無い駅に生まれ変わるのは、面白くありませんね。でも、かなり便利な駅に生まれ変わるのは間違いなさそうです。
左写真が、その小田原駅。2002年10月末の撮影。人によっては、ぼろいと言うかもしれませんね。
その後、静岡、浜松と通っていきますが、これといって特に大きな発見は無し。ちなみに、熱海で進行方向左手に天守閣が見えますが、あれは偽物ですので御注意。単なるモニュメントです。そして、9時28分に名古屋に到着。よく裏辺研究所に訪問されている
k-tomomi♂さんに会わなければいけません。ところがここでハプニング〜!途中下車したため、
特急券が無効になってしまいました。
どう言う事かと申しますと、まず乗車券については、進行方向に向かって途中下車する限り、何度でも下車できます(つまり、逆方向や関係ない方向では下車できない)。ところが、特急券はダメ、途中下車は認められません。するなら、まだ残りの区間が残っていても無効になって回収されてしまいます。
何で筆者がこんなミスをしでかしたかというと、普段は途中下車する区間ごとの特急券を買っていたのですが、今回は何も考えず、通しで「新横浜〜広島」の特急券を買ってしまったんですね。てなわけで、約7000円の損となりました。みなさん、途中下車する場合は、乗車券は通しで、ただし特急券は、途中下車する区間ごと(たとえば、新横浜〜名古屋、名古屋〜新大阪、新大阪〜広島)のように個別に購入しましょう。ああ、情けない・・・。ん〜何のことかわかっていただけたかなぁ〜?
とりあえず、今回はここまで。
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