日本の旅 第39回 |
○今度は完全な旅行記 |
9.道頓堀と言えば・・・ |
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![]() 1923(大正12)年に大林組の木村得三郎が設計して建てたネオ・ルネッサンス様式の建物です。 最初は演劇場、それから洋画の映画館に。さらに戦中と戦後直ぐは邦画、1993年(平成5)年までは洋画の映画館でしたが、現在は外観をそのままに大改築を受け、再び演劇場に。我々が訪問したときは、田村正和が演劇をやっていたようで大変なにぎわいでした。 |
![]() 全国にある、かに道楽の本店。 本場のカニです(笑)。 奥に続くのが道頓堀の商店街。 |
![]() 「くいだおれ」という店のマスコットであることは、恥ずかしながら初めて知りました。 右の写真は、顔の部分をアップした物です。こうやって見ると、可愛らしいというか、不気味というか気色悪いというか、不思議な雰囲気を醸し出しています。 |
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○付記:ちょっと足を伸ばして駅を見に行こう |
![]() 南海電鉄難波駅+高島屋大阪店
1930(昭和5)年築。 南海電鉄の始発駅である難波駅と、駅ビルとして入居している高島屋大阪店。写真では解りませんが、左部分は丸くカーブしており、装飾の複雑さと共に非常に特徴的な外観を生み出しています。 |
![]() 阪急電鉄梅田駅+阪急百貨店
1929(昭和4)年一部完成、1936(昭和11)年築。 阪急グループの創始者、小林一三肝いりの日本初、百貨店付きターミナルデパート。 |
![]() 阪急電鉄梅田駅+阪急百貨店内部
かつて鉄道のホームだった部分。現在は転用されて通路となっていますが、ご覧のようにステンドグラスとアーチ型の天井が織りなす豪華な内装。戦前でありながら、こんな豪華な場所から鉄道が発車していたのか・・・と感動さえ覚えます。 しかし、建て替えが発表されており今後の存続が気がかりです。最低限、ここだけは残して頂きたいと思います。 |
![]() 阪急電鉄梅田駅ホーム
現在はこんな感じで、ごく普通の感じ。豪華さ加減はかなり落ちます。一方、阪急電鉄各線の終点である梅田駅は、次から次へと電車が発着し、人が乗降し、その回転率の凄さには圧倒されます。 |
10.ああ、法善寺横丁 |
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