設立年:1978年
                          IATAコード:KZ
                          ICAOコード:NCA
                          
                          
                            1978年、航空貨物事業に参入したい海運各社と、国際線就航を目指していたANAの出資により設立された貨物専業航空会社。
                           当初、国際線の運航が日本航空のみとされていたため、免許がおりなかったが、日米航空協定の不均衡の突破口として日本政府もアメリカとの間に航空交渉をもった。
                           その結果、大規模な暫定合意に達し、ANAの国際線就航とともに、日本貨物航空の就航も決定した。
                           設立の経緯から、ANAグループの一員として活躍してきたが、出資している海運各社(主に日本郵船)とANAの運営方針が乖離し始め、結局ANAは独自に航空貨物事業を行うことになり、正式に日本郵船の子会社となった。
                           機材はクラシックジャンボフレイターが主力であったが、あっという間に747−400Fに置き換えが済み、今後は747−800Fの導入を行うことになっている。
                           2008年の不況になり、大幅な赤字に陥り、JALの貨物部門との統合が図られることになった。