2009年8月8日〜10日 豪雨と戦え?無念の徳島駅までしかいけなかった紀行
▼8月10日
○高松駅

さあ、最終日です。相変わらず天気が悪いこともあり、実のところ予定を決めかねていたり。とりあえず6000系を撮影。

何となく改札口の様子。

今度は121系を撮影。
○第28ランナー 瀬戸大橋線快速「アンパンマントロッコ号」 高松8:04→岡山9:53

さて、臨時快速「アンパンマントロッコ号」がやってきました。これに乗る勇気が無く(笑)、元々は乗車するつもりは無かったのですが・・・。このぐらい乗っておかないと、本日も下手をすれば移動だけに終わる危険性もあったので、急きょ乗ることにしました。

編成はキハ185形と、トロッコ仕様になっているキクハ32形の2両編成。

キハ185形の車内の様子。ご覧のように、さすがにこのような天候ですので、お客さんは・・・。

・・・と思いきや、雨の中でもトロッコは人気。この程度の乗客はいました。しかし・・・雨が入ってきますね〜。

列車は軽やかに予讃線を進みます。

そして見えてきました瀬戸大橋。これで雨が降っていなければ、さぞかし壮観なのでしょうが・・・。

何度も通っていますが、優美な形は最高ですね。さあ、さらば四国!

窓が無いので、迫力ある音を堪能しながら瀬戸大橋を渡っていきます。

ちなみに床は一部が強化ガラスになっているので、下を見ることが出来ます。

そして児島駅に到着。ここでトロッコ車両は使用が中止となり、乗客は一般車両(キハ185形)に移らなくてはなりません。高速で列車が行き交う瀬戸大橋線ですから、ちょっと危ないのかもしれませんね。

岡山駅に到着。さて、深い意味はありませんが381系特急「やくも」を撮影。さすがに旧塗装は減ってきましたね。

広島支社リニューアル色の115系。

213系。

こちらは湘南色の115系。この色も意外と希少価値に。簡単に見られるのは高崎ぐらいではないでしょうか。
○第29ランナー 岡山電気軌道東山本線(9200形) 岡山駅前10:43→城下10:47

ここで「そういえば、岡山も路面電車で”たま電車”が走り始めたな」と思い出し、何となく乗りに行くことに。掲載されていた時刻を見ると、しばらく先だったので、9200形MOMOがやってきたので、城下電停まで乗車し、岡山駅前行きの「たま電車」に乗ることにしました。

城下電停を出発するMOMO。それにしても、相変わらず雨は一向に止みません。昨日に比べれば多少はマシですけど。

ちなみにこちら、岡山名物(?)の宇野自動車のバスに取り付けられた5つの橙色マーカーランプ。
あらあら、こんなに自己主張しちゃって・・・。
○第30ランナー 岡山電気軌道東山本線(7100形) 城下11:03→岡山駅前11:08

さて、やってきました「たま電車」。外観は中々派手ですが・・。

内装はあくまで、座席のモケットを交換した程度で、ちょっと残念な感じでした。

この後、やはりインパクトが薄いと感じたようで、さらに「たま」をあしらった内装に強化した模様です。

では、再び岡山駅へ。う〜ん、忙しい・・・。
○第31ランナー 山陽本線・赤穂線普通(213系) 岡山11:25→西大寺11:43

またまた湘南色の115系がいたので撮影。しかし、まさかこの後、リニューアル車も含めて全塗装が変更されることになるとは思っていませんでした。全ての塗装について、しっかり記録しておかねば・・・。

では赤穂線に乗り込みます。ところが、大雨の影響により長船行きの列車が、手前の西大寺止まりに・・・。

西大寺駅に到着。これでは岡山市内すら脱出できておりません。

ここで213系が方向幕をクルクル回し始めたので撮影。おやま、こんな行先もあったとは。

呉線経由下関・・・。いつか213系が下関に行って、JR九州の415系ステンレス車と顔を合わせることはあるのでしょうか。

反対方向からは三原行きの115系が到着。え〜い、私が乗る列車はまだか!
○第32ランナー 山陽本線・赤穂線普通(115系) 西大寺12:22→播州赤穂13:27 *ダイヤ乱れ

思わぬ足止めを食いましたが、後続の播州赤穂行きが到着。さあ、忠臣蔵でお馴染みの赤穂を目指しますぞ。

途中の河川は大増水。これは大変な状態です。

赤穂線は初めての乗車でしたが、山陽新幹線と並行する区間もあるとは知りませんでした。新幹線側からだと、あまり気にしないことが多いですからね・・・。

さて、播州赤穂駅に到着しました。

ちょっと城郭風の播州赤穂駅。雨も止んできまして、ようやくまともに観光できそう。

駅前には大石内蔵助の像が。では・・・赤穂城へレッツゴー!

駅前の大通りである「お城通り 」を真っ直ぐ行くと赤穂城跡ですが、沿道の商店は和風に改築されているのが特徴。よくまあ、ここまでイメージをあわせたものだと感動。その一方、また雨が少しずつ降ってきまして・・・。

結局、再び傘が必要な状態となり、しかも結構強い雨になってしまいましたが、ここまで来て引き返すつもりはありません。初めての訪問となる赤穂城の中に入っていきます。この部分は復元されたエリアですが、いかにも江戸時代の城といった感じで格好良い。

そうしますと近藤源八宅跡長屋門や・・・。

大石家長屋門といった古建築や・・・。

大石内蔵助屋敷跡に建てられた大石神社に・・・。

歴史博物館(左)と見事な堀などがあり、見所満点です。

そして降りしきる雨の中、浅野家をはじめとする歴代赤穂藩主の菩提寺である花岳寺を見学。

菩提寺の山門は赤穂城塩屋惣門を移築したもの。では、駅に戻ります。
○第33ランナー 赤穂線・山陽本線普通(115系) 播州赤穂14:39→姫路15:14

さて、いよいよ旅行も終盤です。
播州赤穂駅に戻るとサンライナー色の117系が停車中でした。赤穂線でも使用されていたんですね。

一昨日も訪問した姫路駅に到着。播但線の103系銀の馬車道塗装(黄色)を撮影。

新幹線側の駅舎を撮影したことが無かったので、駅舎図鑑用に撮影しておきます。
○第34ランナー 山陽・東海道新幹線「のぞみ」(700系) 姫路15:44→名古屋17:09

恥ずかしながら、ここでようやく昼ごはん。駅弁である「あなごめし」を購入しましたが、実は目の前で作ってくれた出来たて。
温かい駅弁を食べたのは初めてで、これは絶品でした。
○第35ランナー 東海道新幹線「ひかり」(300系) 名古屋17:22→小田原18:34
○第36ランナー 東海道本線普通(211系) 小田原18:46→藤沢19:24
いやはや、こうして今回の旅行は幕を閉じましたが、見事に記憶に残る旅行でした。阿佐海岸鉄道に行くのが主目的のようなものだったので、台風のお陰で実現しなかったのは残念。また機会を見つけて再挑戦しなければいけませんね。それでは、お付き合いいただき有難うございました。