宮林旅社
台北駅の北側、ちょっと路地に入ったところにある旅館。設備は残念ながら、ちょっと・・・でしたが、どうせ夜遅く帰ってきて、朝早く出発するのですから、破格の安さだったのが有難い。1泊2000円ぐらいだったか。
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台北駅北側
日本でも少し話題になった、台北市長選の真っ最中。大きな看板が印象的です。
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旧台湾市政府(現、台湾当代芸術館)
戦前に建成小学校として建てられたもの。意外と総統府に匹敵する壮麗さで、戦後は台湾市政府(市役所)として使用されていました。現在は現代美術館的なスペースと、北側に隣接する建成中学校の校舎として利用されています。
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旧台湾市政府(現、台湾現代美術館)
洋風建築らしく、細かい装飾。
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旧台北市政府衛生局(現、現台北市残障福利會舘)
1930年築。台湾現代美術館の隣にある近代建築で、日本時代は技術訓練所として使用されていました。左右対称に建物の一部が突き出たデザインが魅力的ですね。
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朝食
近くの小さな店で朝食をとります。もちろん、朝から中華料理(笑)。ムスタファさんによると、豆漿と油条とのこと。揚げパンみたいなものなど、揚げ物がが多いですが、これが実に美味しい。
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朝食
朝から小龍包もしっかり食べます。これもボリュームがあって実に美味い。
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カルピスウォーター
油っこいものを食べたので、水分補給。セブンイレブンで購入したカルピスウォーターでございます。良く見ると、「清爽 健やか」の文字が。台湾の製品には、普通に日本語が入ってますね。
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共存するマクドナルドとケンタッキー
「呉氏日本語」も気になりますね。なんと、「呉氏日本語」の文字の上には、
と書かれています。あと、ケンタッキーは肯徳基と表記。
それから、マクドナルドの中国語表記は、次のとおり。
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台北駅北側から台北駅南側を見る
正面に見える高層ビルは、新光三越。
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街並み
高層ビルが立ち並ぶ台北駅南側と異なり、台北駅北側は昔ながらの古い建物や、低層ビルが並んでいます。
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街並み
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街並み
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街並み
セブンイレブンとファミリーマートだらけの台湾コンビニ業界の中で頑張る台湾オリジナル(…だと思う)のコンビニとスーパーの中間みたいな、「福客多商店」。
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街並み
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街並み
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北淡線の保存車両
1901年に全線が開通した、台北〜淡水の北淡線。地下鉄淡水線開通に伴い、1988年に廃止となり、台北駅の近くに301形が保存されています。
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北淡線の保存車両
プラットホームをイメージした保存場所で、屋根もついていて屋外での車両保存としては非常に優秀。
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旧台湾鉄路局
戦前に台湾総督府交通局鉄道部として建築されたもの。1階部分が石造、2階部分が木造というハーフティンバー構造。現在、台湾鉄路の本社機能は台北駅内に移転しており、しばらく廃墟状態でしたが、近代建築ブームにのっとり、修復中です。
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中華郵政台北郵局
1930年築。台北の郵便局。当初は鉄筋コンクリート3階建てでしたが、戦後に4階部分を増築。ずっしりとした重さがあります。ちょっと近づいて、ついでに内部に入ってみましょう。
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中華郵政台北郵局
列柱の装飾など。
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中華郵政台北郵局
非常に美しい、白く塗られた内部。ムスタファ氏曰く
「撮影していいですか?」「いいですよ」
ということで、撮影させていただきました。有難うございます。格子状の装飾に、3回までの吹抜け構造。なんと豪華な。
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承恩門
1879年築。清朝時代、台北を城壁が囲んでおり、5つの門が設置されていました。日本時代に多くが取り壊されましたが、台北駅近くの、この北門だけは残され、保存されています。ただし、手前が高速道路なのが残念。
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承恩門
裏側から見るとこんな感じ。なお、右に行くと台北駅、手前側が中華郵政台北郵局、高速道路を挟んだ北側に旧台湾鉄路管理局という位置関係です。
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再び台北駅北側へ
宿に荷物を預けたままだったので、取り合えず一度戻ります。先ほど紹介したマクドナルドの看板が見えますね。
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目指せ東京大学?
どこかで見たことのある大学名が。
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かつてのバスターミナル
台北駅北にあったバスターミナル。現在はフェンスで囲まれていますが、さてこのあとどう再開発されるのやら。
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台北駅
昨日の写真では暗くてよく解りませんでしたが、こんな感じの構造です。
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地下鉄
さて、台北駅から中正紀念堂駅まで再び地下鉄に乗車します。
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地下鉄車内
最近のJRの通勤電車の座席が硬いとか、ロングシートでは旅行できないという声も聞きますが、海外はこんな感じですぞ!というわけで、駅ホームや公園のベンチのような座席。壊されたり、火をつけられたりしないので安全なようです。
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