1984年7月10日〜18日 北海道U(特定地方交通線巡り)

○旅行5日目〜7月14日(土)〜

 遠軽駅に着いたのはなんと午前3時50分!しかし空はすっかり明るく、また、多くの乗客が乗換に向かったり、遠軽駅から網走方面へと向かうべく列車を待っておられました!当たっているかは判りませんが、『さすが北海道!みんなの行動パターンがおかしくなっとうわ』と思っていました(笑)

 こんな時間なのに立売の駅弁屋さんが居られ、多くの乗客が買い求めてました。私も「かにめし(600円)」を購入しました。がっ!乗継列車内で一口含んで仰天!なんと大の苦手だったショウガが微塵切りで散りばめられているではありませんか!その後、必死で一本一本お箸で取り除いてから美味しく頂きましたとさ(笑)




ほんと自然光で普通に撮影できるくらいに明るかったのが驚きでした
DD51-1050 築 515レ 大雪5号/石北本線遠軽駅


駅弁と不必要に格闘したんで興浜南線終着駅まで飛びます(笑)


いかにも漁港街という感じだったように思います
キハ40-245 旭アサ 824D/興浜南線雄武駅


流石にオホーツク沿岸の街。肌寒かった記憶があります
キハ40-245 旭アサ 824D/興浜南線雄武駅


北線と繋がることなく使命を終えました
キハ40-245 旭アサ 824D/興浜南線雄武駅


アドバルーンが上がってましたが何だったんでしょうか
キハ40-245 旭アサ 824D/興浜南線雄武駅


夏休み前のひととき。ゆったりとした時間が流れてました
キハ40-245 旭アサ 824D/興浜南線雄武駅


名寄本線と興浜南線との分岐駅です


奧に見えるのは「急行紋別」だったような気がします・・・
キハ40-245 旭アサ 824D/興浜南線興部駅


意味不明なコマですが、名寄本線のコマはこれのみなんで(汗)
キハ22-301 旭アサ 624D/興浜南線興部駅


時間調整で戻ってきた形になります


この車輌に乗って渚滑線へと向かいます
キハ22-328 旭アサ 723D/名寄本線紋別駅



かつては木材の搬出で賑わった駅
キハ22-328 旭アサ 726D/渚滑線北見滝ノ上駅


駅舎の奧の方に貯木場があったと記憶しています
キハ22-328 旭アサ 726D/渚滑線北見滝ノ上駅


山肌が露出していますが芝桜か何かで美しかったです
キハ22-328 旭アサ 726D/渚滑線北見滝ノ上駅


非常に広い構内敷地であったのがお解り頂けると思います
キハ22-328 旭アサ 726D/渚滑線北見滝ノ上駅


しかし線路が撤去されると物寂しさが一層増しますね
キハ22-328 旭アサ 726D/渚滑線北見滝ノ上駅

 渚滑線完乗の後、名寄本線を名寄へ抜けましたが、ひたすら森の中を右へ左へ曲がりながら進んでいくのが印象に残っています。正直、『ようこんなとこに線路引いたな!』と云うのが偽らざる感想でした。


遂に日本一の赤字線で名を馳せた美幸線の分岐駅まで来ました!


上り普通列車で、乗ってきたのは奧の車輌の列車です(美幸線列車から)
DD51-676 旭 324レ/宗谷本線美深駅


下り普通列車は荷物客車のみを・・・(笑)(美幸線列車から)
マニ36-2222 旭アサ 321レ/宗谷本線美深駅


やってきました仁宇布駅!


美しい名でしたが北見枝幸駅とは結ばれることはありませんでした
キハ22-260 旭アサ 924D/美幸線仁宇布駅


日本一の人口希薄地域を走れば廃止も止む無しですね
キハ22-260 旭アサ 924D/美幸線仁宇布駅


美深町長が赤字を逆手に取ったキャンペーンを張ったので有名でした
キハ22-260 旭アサ 924D/美幸線仁宇布駅


立派な交換施設が予定されていた駅なのが良く判ります
キハ22-260 旭アサ 924D/美幸線仁宇布駅


美深駅まで戻ってきました
キハ22-260 旭アサ 924D/宗谷本線美深駅


その後、14系客車化されたんでしたね
キハ56-151 札ナホ 303D 天北/宗谷本線美深駅

 美深駅から「天北」に乗車して興浜北線に乗ることも可能でしたが、続いて天北線を乗り潰せば金の無い中で稚内泊を余儀なくされるし、それを嫌がれば浜頓別駅で3時間待ちの憂き目遭う。結局、名寄駅までUターンして時間調整。しかし、この選択が未乗線区を残す要因となりました。




1時間程の待ち時間と利用して名寄公園の「キマロキ」を見に行きました


機関区では除雪機関車が留置中
DE15-2501 旭/名寄機関区


夕方になって到着するも待ち時間が長かった・・・


乗って来たのは幌延駅行きのこの列車
キハ22-122 旭アサ 347D/宗谷本線音威子府駅


右がこれから乗車する天北線の列車
(左)キハ22-122 旭アサ 347D(右)キハ22-293 旭アサ 729D/宗谷本線音威子府駅


兎に角、無茶苦茶広い構内敷地でしたが、ここは北海道らしい大らかさですね
キハ22-293 旭アサ 729D/宗谷本線音威子府駅


乗って来た列車は当駅で単行となり幌延駅へと向かいました
キハ22-237 旭アサ 347D/宗谷本線音威子府駅


これから乗車する列車は2両編成です
キハ22-218 旭アサ 729D/宗谷本線音威子府駅


ホームベンチが機関車をモチーフにしたユニークなものでした
キハ22-293 旭アサ 729D/宗谷本線音威子府駅

残された1両が広い構内を転線して車庫へ向かいます
キハ22-122 旭アサ/宗谷本線音威子府駅
 夜の帳の中を淡々と進んだ列車は浜頓別に着き、そのうち1両が興浜北線に入っていく運用だった気がします。その車輌が北見枝幸駅まで往復したのちに天北線の列車に併結されて音威子府まで向かいました。あまりに暗すぎて、疲れて果てて、写真を撮ってないのが心残りです(涙)


またまた14系ハザがお宿です

《 この日の行程 》
 →遠軽駅3時58分着・4時23分発(622D)→興部駅6時02分着・6時07分発(821D)→雄武駅6時37分着・6時45分発(824D)→興部駅7時14分着・7時31分発(621D)→紋別駅8時08分着・8時18分発(723D)→北見滝ノ上駅9時15分着・9時15分発(726D)→紋別駅10時23分着・10時36分発(626D)→名寄駅12時44分着・13時23分発(321レ)→美深駅13時50分着・13時52分発(923D)→仁宇布駅14時22分着・14時28分発(924D)→美深駅14時54分着・15時09分発(304D天北)→名寄駅15時30分着・16時30分発(347D)→音威子府駅17時47分着・18時22分発(729D)→浜頓別駅19時52分着・20時00分発(931D)→北見枝幸駅20時46分着・20時56分発(932〜730D)→音威子府駅23時37分着・23時48分発(318レ利尻)→車中泊

↑ PAGE TOP