○所長撮影雑記のベスト版、日本の旅from所長撮影雑記は、ここをクリック!
○5月28日(日)
 そこはまさに別世界でした。
 というのは、横浜市中区本牧三之谷にある三渓園のこと。本日は午後から天気が良かったので、デューク所員をいきなりメールで呼びつけるという極悪非道な仕打ちを行い、挙句の果てに遅刻するという失態を犯しつつ、行ってまいりました。詳しい模様は今週中に掲載しますが、ちょうど山(丘?)に囲まれた窪地に造られているため、あたりを見渡してもビルやマンションが殆ど見えない。景観は抜群です。

 さて、ここは何かと申しますと、生糸貿易により財を成した実業家である原三溪が、1906(明治39)年から公開している日本庭園。ただし、ただの日本庭園ではなく、鎌倉や京都などから多数の歴史的建造物を移築、保存しています(おかげで重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟が存在)。

 例えばこちらは、重要文化財の臨春閣。
 なんと1649(慶安2)年の建築で、紀州徳川家初代徳川頼宣が夏の別荘として使っていたものです。とまあ、こういう建物が園内に沢山あるわけでして、美しい風景と共に感動的。神奈川県にいながらにして、京都の洛北地区にでも行った気分です。東京や神奈川に住んでいる人にはメジャーな施設のようですが、他地域ではあまり聞かない三渓園。是非訪問してみてください。ちなみに、JR桜木町駅、もしくはJR根岸駅からバスが便利です。

○5月27日(土)
 廃止になった岐阜市内の路面電車ですが、いよいよ復活に向け本格的に始動したようです。
 関市倉知に立地する第1種大規模小売店舗「マーゴ」などを運営する(株)サン・ストラッセが提出した軌道事業特許申請書が、中部運輸局にて5月24日に正式に受理されました。また、既に公式ホームページも開設しており、開業スケジュールは旧美濃町線を2007年、揖斐線を2010年にすると発表。運営は岡山電気軌道に委託し、さらに近未来の計画として岐阜市内に循環線を建設するとか。また、旧美濃町線は長良川鉄道の郡上八幡まで直通運転を行い、観光路線としての性格も持たせます。

 公式ホームページは、http://chal.dyndns.org/~hello-rail/index.html
 もっとも、岐阜市は「財政支援はお断り」の姿勢なのがネック。積極的に路面電車へ投資した富山市、高岡市とは180度違うため、この調整が最大の難関であり、だからこそ名鉄はとうとう白旗を揚げたので、どうなることやら・・・。でもね、遊んでいる管理職5人ぐらいクビにすれば、1人年収800万円として、4000万円は浮きますね。10人クビにすれば8000万円浮きますね。代わりに優秀な若手を補充したって、まだ予算は浮くはず。ついでに、無能な議員も5人ぐらい減らしちゃいましょう。余ったお金で、大好きな道路も拡幅整備できるはず。ぜひ岐阜市と岐阜県には検討していただきたいです(何という暴論だ・・・)。

 ちなみに公式スケジュール内の開業スケジュールの欄。
 2006年2月に沿線自治体と協議を行ったそうなのですが、岐阜市が入っていません(岐阜県や美濃市、中部運輸局は参加しているのに)。そう考えると、やはり岐阜市の路面電車反対の姿勢は固く、なかなか先は厳しそうですね。

 さて、日本の旅・鉄道見聞録では紹介していますが、これから6月11日までの土日、東海道線平塚駅始発で、武蔵野線、宇都宮線を経由した快速「那須散策号」が黒磯まで運転されます。使用されるのは、189系新「彩野」編成ということで、大喜びで藤沢駅で撮影してまいりました。意外にこの塗装、似合っているんじゃないの? 少なくとも旧塗装より遥かに安心感がありますね。

○5月26日(金)
 現在、英語版裏辺研究所の準備に追われていますが、近いうちに植物のコーナーも設置したいと思っています。
 身の回りにある、あの植物は一体何? というのを是非やってみたいんですよ。
 走ってくる電車の細かい違いがわかるんです。きっと、植物なら余裕・・・のはず。上写真は、「うらら」という品種のバラ。

 こちらは、「聖火」という品種のバラ。 なるほど、非常に鮮やかで、そしてまるで火のようなグラデーションですね。
 ・・・というわけで、こちらもご期待ください。って、あまり手を広げてはいけないんですけどね。

○5月21日(日)
 縄文時代、弥生時代の人々や江戸時代の一般の人々がどんな家に住んでいたのか、ということについては想像がしやすいと思いますが、では奈良時代から平安時代にかけての人々は、どんな家に住んでいたのか? その答えの1つが、東京都日野市の日野市役所脇の公園で復元された住居です。

 深さ35cmほどの浅い竪穴式の住居で、屋根は古代と違って地上に伏して造られているわけではない。
 古代の民家から近世の民家へ発達する過程がよく解ります。

○5月20日(土)
 英語版裏辺研究所(日本の旅)の大枠を公開しましたが、如何でしょうか?
 (中身が全然無いじゃないかと突っ込まないように)
 裏辺研究所トップページでは書きましたが、日本の美しい自然風景の写真を募集していますので、ぜひ宜しくお願いします。

 さて、本日は特に意味もなく新宿付近で撮影・・・と思いきや、東京は午後から猛烈な雨に。
 これはたまらん、ということで実に適当に撮影しつつ、さっさと日野市へ向かうことにします。
 で、まずは修学旅行生を乗せた485系ジョイフルトレイン「ニューなのはな」(新宿駅)。

 ワタクシは学生時代に、こんな電車で遠足だの修学旅行だの、やった覚えは一切ありません。羨ましい。
 

 続いて、三鷹駅で引退間近の201系中央線(左)と、東京メトロ5000系(右)を撮影。
 201系は、どうせ引退前に大フィーバーになるんですから、とにかく今のうちに撮影しておくのが無難。
 ・・・まあ、幾ら撮影しても、また引退前にバカみたいに大量の写真を撮るんでしょうけど。

 最後に、JR中央線立川駅にて、183系快速「ホリデー快速河口湖」号を撮影。
 先週登板した、189系「彩野」編成による同列車(ただし大宮始発)は、専用の絵入りマークも用意されたようで、こちらにも是非お願いしたいところ。ちなみに、上り列車は実にグレードの高い、新宿行き特別快速(国分寺通過)というわけなのですが、未だに特急「あずさ」のイメージが強いのか、全車指定席だと勘違いされているのか、それほど乗車率が高いわけではないのが不思議です。

○5月18日(木)
 今週は、英語版裏辺研究所制作に本腰を入れているため、ちょっと色々なコーナーの更新が少なくて申し訳ありません。
 というわけで、ここも例外ではなく・・・ていうか、そもそもこちらはネタが無かっただけですが・・・。
 せめて、本日の私の夕飯でもどうぞ。
 ここのところ、ラーメンに海苔を入れて食べるのがマイブームです。

○5月14日(日)
 本日、我らが(?)東京都日野市では毎年恒例の新選組祭り。というわけで、新選組ゆかりの全国各地から馳せ参じた新、選組隊士達が街を練り歩きました。かなり大規模で、しかも様々なテーマごとに区分されているため、なかなかの壮観です。残念ながら、大河ドラマで盛況だった頃と比べては、イマイチ盛り上がりに欠けていましたが・・・(ちなみに、PR車両は延々と大河ドラマでのオープニング音楽を流していました)。


 おまけとして本日、JR立川駅での1枚。中央線の電気機関車EH200(愛称:ブルーサンダー)を。


○5月10日(水)
 仕事が終わって帰ってきて、「今日こそファイナルファンタジー12」を寝るまでやるぞ!
 ・・・と、馬鹿な意気込みだったのですが、やはり更新作業をせずにはいられなかった。というわけで、鉄道見聞録で会津鉄道車両図鑑の新規掲載と、上写真の伊予鉄道車両図鑑のリニューアルを行いました。伊予鉄道の方は、もちろん先日の松山旅行を反映させたもので、かなりマニアックなのも載せておきましたよ(笑)。それにしても、私が小学生だった頃から放置されていた車両たちが、全て未だに放置されていたとは・・・。しかも、そんなに朽ち果てていないんですね。不思議です。

 話は変わって、本日は183系0番台(おそらく最後の)廃車廃車だったようで。
 実は今日、東京都日野市から出勤したため、偶然にもキャッチ。なんと、トレインマークは「あずさ」「かいじ」表示。ところが、「まさか今日は写真を撮ることは無いだろう」と、家においてきたため撮影できず。仕事中、ずっと悔やんでいた、どこまでも間抜けな所長でございました。

 ・・・誰か本日の模様を撮影していたら、写真ください(笑)。
 というか、183系0番台の「あずさ」「かいじ」、募集中であります。うちで掲載セて〜。

○5月7日(日)
 裏辺研究所トップページで書いておりますとおり、西日本各地を巡る長期旅行から帰ってまいりました。
 旅行の模様は、ちょっと趣向を変えてデューク所員のサイトで紹介し、彼と合流した後については、そのままデューク所員の旅行記を参照していただく、という形をとっております。


 それにしても、鉄道、歴史的名所めぐり共に大収穫の旅行でした。
 正直、出発前は「こんなに国内を巡るお金があるなら、海外にでも行ったほうがいいのではないか」と思ったり、掲示板では「これで美女がそばにいれば」なんて本音かウソかのコメントも書きましたけど、いやもう大満足です!(笑) 少なくとも、こんな旅行をやったら確実に彼女とは別れ話ですな(ワハハハ)。

 というわけで、今回の旅で最も印象に残った大洲城天守閣を。
 大洲市は街の雰囲気もよく、ゆったりとした時間が流れていました。

 あと、愛媛県松山市の湯築城が整備されていたのも、子供の頃に発掘調査を見ていた人間としては、「こうなったのか」と感動です。江戸時代の城が復元、整備されることはよくありますが、戦国時代や、それ以前の城が、しっかりと整備されるのは珍しいケースです。道後温泉にも非常に近いですので、松山にお越しの際は、ぜひここへ。

 鉄道ネタでは、この特急「きりしま」をお腹一杯(?)撮影できたのも良かったですね。
 (撮影場所:霧島神宮駅)


 赤いキツネと緑の・・・じゃないですけど、特急「きりしま」2バージョンも撮影。
 両車両ともレアでございますので、「こんなところで運を使い果たしたか」と思いつつ、大喜びでホームを走りました。
 ああ、ただの鉄道バカ・・・(笑)。
 (撮影場所:霧島神宮駅/鹿児島駅)

 さらに、まさかやるとは思わなかった本土最南端の駅、JR西大山駅で下車したのも感慨深い。
 行く前までは、「そういう達成感は、私はあまり感じないんだけどなあ」なんて言っていた所長ですが、デューク所員に連行され、いざ到達してみると「よく来た〜!」という気分になりました。ところで、わざわざ車でここにやってきていた、男女のカップルがかなりいましたけど、ここって車で来て楽しい場所なのかしら?

 ちなみに、来たはいいけど、帰りの列車までの時間がえらくあったので、さすがにタクシーで指宿駅へ行きました。
 うん、これは仕方が無いですね。ほほほ。


 さて、紹介したい写真は山のようにありますが、とりあえずこの辺で。
 最後に、800系「つばめ」の写真を貼っておきます。


所長撮影雑記(2006年4月)へ
棒