TOHOKU EMOTION(東北エモーション)


3両編成の「移動するレストラン」が八戸線を快走!
(写真:八戸線 鮫駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2013(平成25)年
運行区間:八戸線
使用車両:キハ110系

●ライブキッチンスペースを備えたレストラン列車

 JR東日本が八戸線(八戸〜久慈)で運転する団体臨時列車で、土休日を中心に1日1往復運転。

 キハ110系3両を「移動するレストラン列車」をコンセプトに改造しており、1号車を個室車両、3号車をオープンダイニング車両とし、ライブキッチンとカウンターを備えた2号車から食事を提供。往路(八戸→久慈)は東北の食材を使った昼食が提供され、復路(久慈→八戸)はオリジナルのデザートが提供される。なお、担当シェフを半年交代の上で、メニューは3ヶ月毎に変更される。

 外装は奥山清行がデザイン。また、内装は鄭秀和がデザインし、各車両ごとに福島の刺子織、青森のこぎん刺し、岩手の南部鉄など、東北各地の伝統工芸をモチーフにしている。

○1号車


キハ111−701
(写真:八戸線 鮫駅/撮影:裏辺金好)
キハ111−2から改造。7室のコンパートメント個室席を備えます。


通路の様子。

各々定員4人の個室車両です。

○2号車


キクシ112−701
(写真:八戸線 久慈駅/撮影:裏辺金好)
キッチンを備える2号車で、キハ112−2から改造。


復路の様子。手前はカウンターで、奥がライブキッチン。

復路の様子。カウンターではデザートを好きなだけ取ることが可能。とは言え、種類が多いので各1つずつ食べれば、口の中は大変甘いことに・・・。






○3号車


キハ110−701
(写真:八戸線 久慈駅/撮影:裏辺金好)
久慈方の先頭車で、キハ110−105から改造。


オープンダイニング車両で、海側に四角いテーブル、山側に三角形のテーブルを配置。車端部には、バリアフリー対応の大型トイレを備えている。

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