形式ガイド【500系】
     J.R. SHINKANSEN (Bullet Trains) Super Express Series 500
▼0番台
 16両編成時代の500系。全電動車方式を採用しており、全電動車方式を採用。9編成が投入され、このうち8編成が短編成化に伴い後述する7000番台に改造。

521−1〜
(521−4 山陽新幹線 岡山駅/撮影:裏辺金好)
博多方の1号車。便所、洗面所を備えている。
528−1〜
(528−4 東海道新幹線 新横浜駅/撮影:裏辺金好)
4号車。
516−1〜
(516−9 山陽新幹線 博多駅/撮影:裏辺金好)
10号車。中間電動車でグリーン車。
522−1〜
(522−8 東海道新幹線 米原駅/撮影:裏辺金好)
16号車。東京方の先頭車。

▼7000番台
 N700系の投入により余剰となった500系は、0系を置き換えるためにV編成と呼ばれる8両編成に改造された。
 改造にあたって、1ユニット4両の構成は変更せず2ユニット8両としている。1〜4号車はそのままとし、旧13号車を5号車、旧10号車を6号車、旧11号車を7号車、旧16号車を8号車として、大掛かりな組成変更を行っている。パンタグラフは翼型のものからシングルアーム型のものに変更された。
 内装はリフレッシュ工事をし、喫煙ルームを設置したが、基本的には16両編成時代と大差ない。また、新大阪方の8号車には子供用の疑似運転台を設置した。
 なお最高速度は、パンタグラフ変更やパンタカバーが設置できなかったこと、短編成中に重量機器が集中したことなどが理由で285km/hに落とされた。
521−7001〜
(521−7003 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
博多方の1号車。屋根上の空中アンテナを撤去している。
526−7001〜
(526−7007 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
2号車。シングルアーム型パンタグラフと静電アンテナを設置。
527−7001〜
(527−7005 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
3号車。2号車側に喫煙ルームを新設した。このため定員が減少している。
528−7001〜
(528−7003 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
4号車。
525−7001〜
(525−7006 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
5号車で、旧13号車525−1〜が種車。4号車側にケーブルヘッドの追加、パンタグラフとセミアクティブサスペンションの撤去が行われている。

526−7201〜
(526−7203 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
6号車で、旧10号車526−201〜が種車。元グリーン車で、現在は普通車指定席としている。
527−7701〜
(527−7703 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
7号車で、旧11号車527−701〜が種車。屋根上にパンタグラフ・静電アンテナを追加した。
522−7001〜
(522−7003 山陽新幹線 新大阪駅/撮影:ロクマルサン)
新大阪方の8号車。旧16号車522−1〜が種車。運転室直後には子供用の疑似運転台を設置。