デ゙ビュー年:1985年 最高速度:230km/h
使用列車:こだま 元・使用列車:ひかり
運行区間:山陽新幹線 元・運行区間:東海道新幹線
100系は、1985年(昭和60)、それまで長く製造されてきた0系に代わり、車両性能と設備の向上、省エネルギー等の向上を狙い登場した。最高速度は270km/hまで可能ではあるが、地上設備や騒音などの問題から営業上は220km/h、もしくはJR西日本が製造したV編成は230km/hに抑えられ、東京〜博多間を最短5時間47分で結んだ。特に、新幹線で初めて2階建て車両を連結(2両)したのが大きなインパクトであった。当初、2階におかれた食堂車は大盛況で、当時は長蛇の列が出来るほどだった。
国鉄が民営化されてからも、JR東海、西日本双方で増備が続けられ、特にJR西日本が増備した2階建て車両を4両連結した100系は、「グランドひかり」という愛称が付けられるなど100系は東海道・山陽新幹線のスターに成長。しかし1990年の夏前に、JR東海で後継車である300系と「のぞみ」が誕生し、最高時速270km/hで運転を開始。東京〜博多間では1時間の差がつくようになり、主役の座を譲り渡す(のぞみ運転開始は1992年)。
さらに速度の速い500系・700系が誕生すると、100系はダイヤ作成上の邪魔になり、誕生からわずか18年の2003年9月、新幹線の品川駅開業と共に東海道新幹線から姿を消し、同時に2階建て車両も引退した。
一方でJR西日本の山陽新幹線では、4両、6両へ短編成化された上、700系「ひかりレールスター」風の新塗装に変更。「こだま」専用として活躍の場を移し、快適な座席を売り物に第2の活躍を続けている。