デビュー年:1988(昭和63)年
運行区間:信越本線、上越線、吾妻線、両毛線、東北本線(小山〜黒磯)、日光線
1988(昭和63)年登場。
それまで前橋市周辺の、JR東日本の両毛線や日光線の普通列車では、急行型電車の
165系が転用されて運用されてきた。しかし、これは昭和38年〜40年に製造された車両で、老朽化が著しかった。さらに、狭い扉が2つついているだけで乗降にとても不便だった。
そこで、2両編成で運用することも目的とし、乗降もしやすい新しい電車が製造された。それが、この107系である。
コストダウンを図るため、165系から使えるパーツを流用している。さらに、通常ならば東芝や東急車輌など専門の会社に製造してもらうところを、訓練のため、あえて自社の大井工場(現・東京総合車両センター)や新津車両所(新潟県)などで製造した。
今では、JR東日本の新型車の多くを新津車両所(現・新津車両製作所)で製造しており、107系はその先駆けとなった記念すべき車両なのである。