上信電鉄ED31形


(写真:上信線 高崎/撮影:G列車)

●基本データ

デビュー年:1923(大正12)年 /上信電鉄デビュー年:1955(昭和35)年
運行区間:上信線

●現在は車庫内で留置中

 ED316の一両が在籍する。1923年、伊那電気鉄道(現在の飯田線の一部)が6両導入した凸型電気機関車、デキ1形をルーツとし、国鉄ED31形を経て、上信電鉄に入線した。 上信電鉄入線後、箱型車体・右運転台への大改造が行われ、原型は留めていない。なお、他の5両は近江鉄道に譲渡され、凸型車体のまま近年まで活躍した。

 デキ1形と共に貨物輸送に活躍したが、ATSが装備されていない為、晩年は入れ替えに使用された。その後、貨物輸送を終了したデキ1形に入れ替えの役目を譲り、車庫内で留置が続いている。 現在も車籍は残っており、2009(平成21)年には荒廃した外観の修復を行い、構内走行も実施しているが、近年は再び留置が続いている。


●ギャラリー


イベントで公開された運転台(撮影:G列車)
イベントで公開された機器室内部。(撮影:G列車)

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