京福電鉄モボ611形・621形・631形


京紫色になったモボ611形新塗装。
(写真:嵐山本線 西大路三条駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1990(平成2)年
運行区間:嵐山本線、北野線

●嵐電の主力車両

 平成に入って登場した、新たなデザインによる京福電鉄の標準車両。

 最初に登場したのはモボ621形で、1990(平成2)年から1996(平成8)年にかけて、モボ121形の機器を流用して5両が製造(形式名はこれに由来)。1992(平成4)年〜1993(平成4)年には、モボ111形の機器を流用したモボ611形が6両製造されている。

 さらに同様のスタイルで、1995(平成7)年と1996(平成8)年にモボ631形が3両誕生。こちらはク201形の代替車両名義ながら、叡山電鉄旧デナ21型の主制御器を流用。しかし、2008(平成20)年までに阪堺電気軌道700形と同様の新造単位スイッチ式主制御器に更新されている。

●カラーバリエーション


旧塗装時代のモボ621形。
(写真:嵐山本線 西大路三条〜山ノ内/撮影:裏辺金好)

江ノ島電鉄との提携を記念して、江ノ電カラーとなった631号。
(写真:嵐山本線 西大路三条〜山ノ内/撮影:裏辺金好)

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