黒部峡谷鉄道EDM形、EDR形


工事用車両を輸送するEDM23。
(写真:黒部峡谷鉄道 宇奈月〜柳橋/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1990(平成2)年※EDM形として

●トロッコ列車の牽引機として大活躍

 それまで凸型機だったED形だが、ED18以降は箱型機へ変更され、雰囲気が一新された。そしてED22〜ED30について1990(平成2)年に歯車比を変更したことから、EDM形に形式が変更され、さらにEDM31、EDM32が新造されている。

 続いて全負担時の最高速度を向上させることになり、ED17〜ED21と、EDM24〜EDM29を改造して、EDR形とした。なお、ED17形は凸型の車体だったが、これをED13に譲り、箱型の車体へ変更。さらに1994(平成6)年には、EDR33形が新造されている。

 これによって、2018(平成30)年現在の車両構成は
 EDM形(22、23、30、31、32)
 EDR形(17、18,19、20、21、24、25、26、27、28、29、33)
 であり、一般旅客にとって最も目にする電気機関車である。

●ギャラリー


こちらはEDR24。
(写真:黒部峡谷鉄道 宇奈月駅/撮影:裏辺金好)

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