名古屋鉄道キハ10形・キハ20形
       Nagoya Railroad Type Kiha10 and Kiha20

キハ20形による「さよなら運転」の様子。
(撮影:ビュー踊り子様 禁転載)
●基本データ・運用区間
デビュー年:1984(昭和59)年

●経営合理化のために気動車を投入したが・・・
 名古屋鉄道が支線区の経営合理化のために投入した気動車。
 これは広見・八百津線新可児〜八百津で1984(昭和59)年から、三河線猿投〜西中金で1985(昭和60)年から、三河線碧南〜吉良吉田で1990年から電車の運転を取りやめ、ディーゼルカー(LE−Car)による運行に切り替えたことによるもので、最初に投入されたキハ10形、次いで投入されたキハ20形は全国のレールバスタイプのディーゼルカーのさきがけとなった(*キハ20形は、キハ10形をベースにボギー台車にして車長を伸ばした構造で、1987(昭和62)年に1両、1990年に4両が製造)。
 しかしキハ10形は乗り心地が悪く不評で、キハ30形に置き換えられ、くりはら田園鉄道へ1995(平成7)年に譲渡された(2008年、同鉄道の廃止により引退)。

 キハ20形はその後も運用されてきたが、経営合理化による運行コスト削減以上に、利用客の減少に歯止めがかからず、2001(平成13)年の八百津線廃止で2両、2004(平成16)年の三河線末端区間廃止で、残る3両が運用を離脱し、ミャンマー国鉄(鉄道省)へ譲渡されている。

●ミャンマーにて

車体番号が書き加えられたほかは、イメージは名鉄時代と変わらない。
(撮影:おやじまふぃあ 許可を得て撮影 *禁転載)


車内も基本的には手を加えられていない(注:撮影当時)。
(撮影:おやじまふぃあ 許可を得て撮影 *禁転載)