相模鉄道２０００系
事業用として３両が残り、高い人気を誇っていたが・・・。
（写真：かしわ台車両基地／撮影：もこてん）
●基本データ
デビュー年：１９５１（昭和２６）年元・運行区間：相鉄本線
●事業用として残っていた最古参の車両
１９５１（昭和２６）年、１７ｍ級の旧型車両をまとめて２０００系としたもの。そのため、出自は車両によって色々であり、営業運転は１９７３(昭和４８)年頃に消滅。１９５９（昭和３４）年〜１９６７（昭和４２年）に車体を載せ変えた３両が事業用として存続している他、足回りを再利用した２１００系への改造、地方私鉄などへの譲渡が進められた。なぜかモハ２００８号のみ改造、譲渡されずに存続し続け、１９９７(平成９)年に廃車となった。
その後も残っていた事業用の３両は、７０００系３両が架線検測車として登場したため、動向が注目されていたが、上写真先頭車両のモニ２００５のみを残して２００７年に廃車となっている。
●モニ２０１９
海老名側のモニ2019は非貫通型だった。
（写真：相模大塚駅／撮影：FNP2000）
●モニ２００５（保存車両）
現在は、かしわ台車両センターで保存されており、公道から見ることが出来る。
（撮影：裏辺金好）
