富山ライトレール


〇解説

 2006(平成18)年4月29日に開業した第三セクター鉄道。JR富山港線を路面電車 (LRT) 化した路線で、富山駅北〜岩瀬浜駅7.6kmのうち、富山駅北〜奥田中学校前間1.1kmは新設された軌道である。
 平日の朝ラッシュ時の運転間隔は10分、日中も15分と、JR時代の運行ダイヤを大幅に改善。
 また、全ての車両を超低床車両とし、電停デザインなども背面をガラスとし、駅周辺の歴史や歳時記などを展示紹介するなどイメージを一新。運賃を均一200円としたこともあり、利用客は上々。バス網も再編され、富山ライトレールによるLRTと連携したフィーダーバス運行に切り替えるなど、公共交通の新たな可能性を提示している。
 2020(令和2)年2月22日には、富山地方鉄道に吸収合併され、77年ぶりに富山港線が富山地方鉄道の路線となった(※当時は富岩線)。そして、同年3月21日からは富山駅にて富山軌道線と富山港線の南北接続が開業することにより、直通運転を開始。運行形態が大きく変わることになった。

■保有車両


▲TLR0600形

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