若桜鉄道WT3000形


WT3003「さくら3号」
(写真:因美線 鳥取駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1987(昭和62)年
運行区間:若桜線、因美線

●開業時から活躍する主力車両

 WT3000形は、転換時に用意されたWT2500形を2001年に更新・改番したもので、現在3001・3003・3004の3両が在籍している。各車両には愛称として「さくら○号(○は各車の車両番号下1桁)」が付けられ、側面にはそれぞれ沿線の町から題材を取った、異なるイラストが描かれている。

 WT2500形からの変更点は、エンジンの換装やライトの角形化、塗色変更などである。なお、未更新のWT2502は2003(平成15)年に廃車されている。

 なお、今後は老朽化対策を兼ねたリニューアル工事が行われ、水戸岡鋭治氏デザインによる昭和をイメージした内外装へと順次改造が進められる。

 まず、2018(平成30)年3月4日からWT3003が「昭和」の愛称で、青色を基調とした外観と木材を多用した内装に改造されて運転を開始。2019(平成31)年3月4日からは、WT3001が「八頭」の愛称で、八頭町の特産品の柿をイメージした赤褐色を基調とした外観に変更されて運転を開始している。

●カラーバリエーション


観光列車「昭和」として改造されたWT3003。
(写真:若桜線 若桜〜丹比/撮影:リン)


観光列車「八頭」として改造されたWT3001。
(写真:若桜線 若桜〜丹比/撮影:リン)


WT3001「さくら1号」を先頭にし、WT3301も組み込んだ4両編成
(写真:若桜線 隼駅/撮影:リン)


WT3004「さくら4号」
(写真:若桜線 若桜駅/撮影:リン)

●車内の様子


(撮影:リン)

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