横浜市交通局10000形


10000形1次車。営業運転開始前は青色がアクセントカラーだった。
(写真:グリーンライン センター南駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2008(平成20)年
運行区間:グリーンライン(4号線)

●グリーンラインの主力車両

 横浜市営地下鉄グリーンライン開業に伴い登場した車両で、グリーンラインの路線特徴である急勾配、急曲線を走行できる鉄輪式リニアモーター駆動方式を採用した車両。全長15.6m、片側3扉構造で、制御装置はIGBT素子を使用したVVVFインバータ制御方式を採用している。

 当初は川崎重工業で4両編成×15本=60両が製造され、2014(平成26)年に4両編成×2本=8両が増備。さらに好調な需要を受けて、2022(令和4)年度からは中間車を増備し、全17編成のうち10編成を6両編成化する予定である。

●カラーバリエーション


2次車である第16編成 (10161F)と第17編成 (10171F)は、側面のグラデーションカラー(カラーバンド)の配色(濃淡の向き)を1次車と逆転しているほか、前面ガラス下部に細いグリーン帯を追加。行先表示器はフルカラーLED化されている。
(写真:グリーンライン センター南駅/撮影:裏辺金好)

2018(平成30)年2月25日から2022(令和4)年7月28日まで運転されていた横浜市電ラッピング車両。グリーンライン開業10周年を記念したもので、2次車である第16編成 (10161F)に施されていた。
(写真:グリーンライン センター南駅/撮影:裏辺金好)

●車内の様子など


1次車の車内。
(撮影:裏辺金好)

1次車は15インチLCD(液晶ディスプレイ)による車内情報表示装置を設置。
(撮影:裏辺金好)

2次車のLCDは17インチワイド液晶で、4か国語表示(日・英・中・韓)対応。
(撮影:裏辺金好)


2次車の種別・行先表示器はフルカラーLEDで、緑色を基調としたデザインを表示。行先は淡い緑色で縁取られている。
(撮影:裏辺金好)

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