常磐線・成田線 Jyoban Line and Narita Line
 常磐線に103系が配置されたのは昭和42年のことで、首都圏では5色目となるエメラルドグリーンで塗装された103系が登場しました。その後、常磐線の各駅停車が千代田線に直通運転した際には前面貫通型の1000番台も登場します。
 各駅停車は昭和61年までに203系に置き換えられましたが、快速線は103系の天下が続きました。特にJR化後は103系最長となる15両編成も登場し、注目されました。
 平成14年からE231系の投入が始まり、急速に姿を消していき、予備車として最後まで残った車両も2006年4月に引退しています。
(上写真:柏駅/撮影:薫田権之助様 禁転載)

付属編成の増結作業中。通勤型車両が15両という長大編成で走るのは全国でも常磐線だけです。
 (写真:我孫子駅/撮影:裏辺金好)

我孫子駅を発車していくマト1編成。
 (撮影:KOTO様 禁転載)

低運転台の車両です。
ちなみに常磐線はブタ鼻の低運転台車が新製配置された線区でしたが、末期はほとんど残っていませんでした。
 (写真:柏駅/撮影:薫田権之助様 禁転載)

 (写真:柏駅/撮影:デューク)

403系との並び
 (写真:松戸駅/撮影:常磐103系圧巻的様 禁転載)


昭和61年までに常磐線各駅停車から撤退した1000番台は地上線へ転出し、
エメラルドグリーン1色に塗りなおされて活躍しました。
やはり取手方の先頭車の連結器は自動連結化されています。
 (写真:上野駅/撮影:裏辺金好)


マト11編成を基本とした15両編成。
1000番台は8M2Tの状態で地上線に転属しましたが、15両化の際に付属編成しだいでは12M3Tとなる場合があり、
その際には基本編成の1ユニットは力行カットの状態で運転されていたとか。
 (写真:柏駅/撮影:薫田権之助様 禁転載)


常磐線100周年の際の記念ヘッドマークをつけて運行したマト24編成。
 (写真:柏駅/撮影:薫田権之助様 禁転載)


成田線を行くマト30編成。
 (写真:成田〜下総松崎/撮影:J.M様 禁転載)

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