JR東日本の485系ジョイフルトレインたち

秋の北鎌倉を行く「せせらぎ」(2001年登場/高崎車両センター所属)。湘南新宿ラインのE231系とすれ違う。
(写真:横須賀線 北鎌倉〜鎌倉/撮影:もこてん)
 ジョイフルトレインは国鉄末期に登場した、余剰車両を活用した団体向け車両達である。
 当初は客車、気動車、急行型電車の改造が主だったが、1990(平成2)年、JR東日本新潟支社が189系特急型電車の余剰グリーン車を3両を485系に改造の上、「シルフィード」(星の妖精)という欧風電車を誕生。次いで1991(平成3)年に水戸支社が183系1両、189系3両、485系1両の余剰グリーン車達を485系化&欧風電車「リゾートエクスプレスゆう」とした。
 その後、欧風電車よりも「お座敷電車」が需要が見込まれてきたことから、1994(平成6)年には現・東京支社が485系ボンネット型4両編成を改造の上「宴(うたげ)」を登場。車両限界までの断面、掘り炬燵式の車内は大きな話題を呼び、以後、このタイプの車両として、1997(平成9)年に「華(はな)」(東京支社)と「ニューなのはな」(千葉支社)、1999(平成11)年に「やまなみ」(高崎支社)、2001(平成13)年に「せせらぎ」(高崎支社)が登場している。
 一方、2001年には「ゆう」「シルフィード」がお座敷電車に改造。このうち「シルフィード」は塗装も変更され「No.Do.Ka.」へ改称された。また、別タイプの車両として「きらきら うえつ」(新潟支社)、「彩(いろどり)」(長野支社)も登場している。

 「ゆう」。1991年に登場した車両で、落ち着いた印象の車両である。勝田車両センター所属。デビュー当初の内装は欧風仕様だったが、1998年に一部を除き畳敷きの和風電車へ改造。
(写真:東海道本線 熱海駅/撮影:もこてん)

 1994年に誕生した「宴(うたげ)」。内装は和風のジョイフルトレインで、小山車両センターの所属。
(写真:中央本線 日野駅/撮影:裏辺金好)

1997年に、「宴」に続いて、似たスタイルで登場した「華(はな)」。もっとも、ライト位置などが異なっており、造詣は意外と異なっていることが解る。小山車両センターの所属。
(写真:京葉線 蘇我駅/撮影:裏辺金好)

 「ニューなのはな」。1997年に誕生した「華」と非常によく似たデザインの車両。幕張車両センターの所属。
(写真:中央本線 新宿駅/撮影:裏辺金好)

 「やまなみ」。1999年に誕生した、高崎車両センター所属の和風ジョイフルトレイン。「せせらぎ」とほぼ同型で、「やまなみ」の方が少し早く登場している。「せせらぎ」とは併結運転をすることも多い。
(写真:高崎線 宮原駅/撮影:樺太南半分)

 「きらきら うえつ」。2001年に登場した車両で、パッチワーク塗装が特徴。基本的には新潟〜酒田・象潟の快速「きらきらうえつ」として週末などに運転される。
(写真:中央本線 立川駅/撮影:裏辺金好)

 「彩(いどろり)」。2006年12月に登場した長野車両センター所属のジョイフルトレインで、全体のイメージは485系のままであるが、ライト部分の大改造、トレインマークの変更(なんと、市販の40型液晶テレビ)、そしてもちろん内部の大改造が行われている。
(写真:武蔵野線 南船橋駅/撮影:デューク)
 

●車内の様子など

ジョイフルトレイン「宴」の個室。
(撮影:グロッグフロッグ)

「宴」の車内。
(撮影:グロッグフロッグ)

ジョイフルトレイン「リゾートエクスプレスゆう」のラウンジカー。欧風電車だった頃の名残で、右写真の和風ベースの車内と大きな違いが・・・。
(撮影:グロッグフロッグ)

「リゾートエクスプレスゆう」の車内。
(撮影:グロッグフロッグ)

ジョイフルトレイン「きらきらうえつ」の和風ラウンジカー。
(撮影:グロッグフロッグ)

「きらきらうえつ」の車内。
(撮影:グロッグフロッグ)

JR東日本長野支社のジョイフルトレインである485系「彩(いろどり)」。3号車のセミコンパートメント。(撮影:輝龍)

JR東日本長野支社のジョイフルトレインである485系「彩(いろどり)」。4号車の多目的室。(撮影:輝龍)

JR東日本長野支社のジョイフルトレインである485系「彩(いろどり)」。6号車の座席車。(撮影:輝龍)

JR東日本長野支社のジョイフルトレインである485系「彩(いろどり)」。車内に設置されているマッサージチェア。(撮影:輝龍)