金沢駅の西口を出て右に曲がり、少し歩いて路地裏にあるのが
安江金箔工芸館。加賀友禅ぶ並び金沢の伝統工芸品の一つである「金箔」について展示している資料館です。ここでは、金箔製造の実演もやってくださり、パンフレットに挟んで金箔ももらえます。これは、実演を実際に見て頂けないと面白さが理解して頂けないと思うのですが、金箔は本当に薄くて脆いんですね。手に付着するともうアウト。完全な形ではがすことは出来ず、ボロボロと崩れていきます。もちろん、他の「物」に付着しても同様なわけで、金箔を扱う時は、特別な竹の棒を使い、すくい上げるかのように扱うんです。
様々な金箔
金といっても、そのまま使うと脆くてダメ。
そのため、銀と混ぜ合わせて使用する。一般には純度95%の純銀四号色らしい。
|
金箔の製造工程
|
例えが悪いですがサランラップを想像してください。あれは、普通は触るとどんどんくっついて、縮まってくれますね。あれが、さらに薄くなった感じです。昔は金が貴重で少しでも1つの金から多くの金箔を取ろうと考案されたらしいです。しかし現在、金の価格は比較的下がっており、ここまで薄くする必要はないそうで・・・。ですが、この技術は世界に誇るべきものであり、また薄くする必要はなくとも、むしろこのぐらいの薄さの方が美しく表現出来るとか。
で、この金箔工芸館。金箔打ち立て師・安江孝明氏が「箔職人の誇りと証」を後世に伝えるため私財を投じて設立したもの。金箔職人は、まさに「いい仕事をしている」のだが、他の工芸品と違い業績があまり残らないらしい。それで、広く一般に人に知ってもらうことを目的とし開館し、現在は金沢市が運営しています。
|
それではオマケ。
JR金沢駅と、金沢城の途中にある近江町市場の「山さん寿し」で海鮮丼を食しました。その量たるや、これ! 器から刺身がこぼれそうなほど詰め込まれています。
・・・素晴らしい。
|