第9回 ニュートンと錬金術

担当:裏辺金好(乱心したか!ついにニュートンに手を出した!)

ニュートン誕生

 ニュートンが生まれたのは1642年1月8日。豊かな自作農の子供として、リンカーシャ州のウールソープに生まれた(ただし、父親はニュートン誕生前に死亡し、母は彼が3歳の時に再婚し、彼は祖母に引き取られた)。なお、ガリレオ・ガリレイが死去した年の生まれだ。
 
 12歳で近くのグランタム町の学校へ行くも、成績は振るわず一時は退学。しかし、その後復学し、1661年夏にケンブリッジ大学トリエニティカレッジに入学。 65年にイギリスではペストが流行して大学が閉鎖された。これが、最初のニュートンの発見へつながる。

数学とニュートン

 大学閉鎖で帰郷した時に、数学の分野に於いて二項定理を発見したのである。その後、流率法(いわゆる微分・積分)を発見する、数学嫌いの高校生泣かせの定理を発見するなど、数学分野で業績を上げる。

 また、ニュートン法という数学の方程式の解を反復計算による逐次近似によってもとめる方法があるが、これはニュートンが3次方程式の解を近似的に求めるために使用したことから付いた名前である。

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