25.洗練されたトラム3号線を見る

(前回はここをクリック)
 いよいよイギリス・フランス旅行も最終日。夕方にはシャルル・ド・ゴール空港に到着している必要があるため、実質的に午前中のみが観光に充てられる時間です。まずはパリ北駅でRER B線に乗りますが、その前に少しだけ撮り鉄・・・するにも暗すぎでした。

 そしてRER C線に乗り換え、いささかボロボロの車両に乗り、とある場所へ。

 目的はこちら、パリトラム3号線。2006年12月に開業したもので、ご覧のように洗練されたデザインのLRVが走行しています。編成も比較的長く、輸送力も確保されています。

 近くに車両基地があるようなので歩いてみました。おお・・・車両が集結しておる。

 金網の隙間から1枚。

 そして戻ってきて1枚撮影。う〜む、格好良い。いわゆる次世代の路面電車であるLRTは、路上から気軽に乗れるのが魅力ですよね。日本では富山を除けば、なかなか計画が進みませんが・・・。さて、乗りたいのは山々ですが、先に進みます。

 さあ、落書きだらけの電車がやってきましたよ。

 そしてVersailles-Rive Gauche駅で下車。いよいよヴェルサイユ宮殿へ向かいます。徒歩で約10〜15分ほど。意外と近いので公共交通機関での移動も便利です。

 駅を出て直ぐに見えてくるのは、1790年にヴェルサイユ最初の町役場として使われた建物。元々はコンティという人の屋敷だったそうで、これを拡張したのが現在の姿だそうです。と・・・書いてあるのですが、1897年〜1900年の間にH.Legrandによって建てられたとも英語で書いてあって、一体いつの建物なのか良く解りません。


 さあ、いよいよ見えてきましたヴェルサイユ宮殿・・・でかっ!改めて写真を掲載して眺めているだけでも、でかっ!
 ルーブル美術館も大きかったですが、こちらも凄い。

 ヴェルサイユ宮殿を建てさせたルイ14世の銅像がお出迎え。1837年にルイ・フィリップが建立したものです。

 少し近づいて1枚。

 1つ1つが独立した建築のようにさえ見えます。

 いやあ〜この彫像の数々。

 さあ、それではヴェルサイユ宮殿の中に入っていきます。なんと今日は入場料無料でした。