11.王立軍事博物館

 さて、王立軍事博物館はベルギーの歴史を彩った各種武器や大砲などが、まずはお出迎え。しかし、これらは解説も少なく、何がなんだかわからないので、省略。

 やはり圧巻なのが、戦前から戦後にかけての軍用機と戦車の数々。特に戦車については、アニメ「ガールズ&パンツァー」に出てきたヨーロッパの戦前の戦車たちが各種展示されていると言うので、楽しみにしてきたのですが、残念ながら長期にわたる展示室の改修工事のため、見られませんでした。ガーン!!

 それでは展示されていた軍用機を1つずつ見て行きましょう。格納庫の中に雑然と並べられていた感もありますが、その収蔵数は日本では考えられない規模です。軍事兵器に限らず、ヨーロッパは博物館の展示品の質、量共に圧倒的な規模なのが羨ましい限り。その分、日本の方が展示の方法とか、展示品の解説などは、大きくリードしていると感じますが・・・。

 さて、まずはF−4 ファントムU。

 フランスのダッソー ミラージュ5

 アメリカのリパブリック F-84G サンダージェット

 リパブリック F−84F サンダーストリーク

 リパブリック RF-84F サンダーフラッシュ。このように、F−84は直線翼を持つF-84A〜Eと、F-84Gのサンダージェットと、後退翼を持つF-84F サンダーストリークに分類され、さらに派生型として偵察型のRF-84Fなどが存在しています。

 アヴロ・カナダのCF−100 カナック

 ノースアメリカン F-86F セイバー

 イギリス製のホーカー ハンター。尾翼がベルギー国旗になっていますね。

 グロスター ミーティア。イギリスの航空機メーカー、グロスター・エアクラフト社が開発した連合国軍側初の実用ジェット戦闘機で、展示機はNF11。

 こちらもグロスター・ミーティアですが、タイプはF.MK8

 スーパーマリン スピットファイア Mk9。スピットファイアは、第2次世界大戦でイギリス等で大活躍した、イギリスのスーパーマリン製単発レシプロ単座戦闘機です。

 スーパーマリンスピットファイア Mk.14

 ボーイング707のカットモデル

 デ・ハビランド DH-115 バンパイア T.11。イギリスの航空機メーカー、デ・ハビランド社が開発したジェット戦闘機です。バンパイアは基本的に、DH-100のはずですが、115とは如何に・・・ということで、秩父路号所員に調べてもらうと
「DH.100を夜間戦闘機に改造し、DH.113が誕生→エジプトに輸出予定だったが英政府に止められる→二人乗りだったのでちょうどいい訓練機になる!→夜間用レーダーをはずし、訓練用戦闘機のDH.115が誕生し、イギリスではヴァンパイアT.11として知られる。」
 という、複雑な経緯をお持ちのようです。

 F−16。アメリカのジェネラル・ダイナミクス社が開発した第4世代ジェット戦闘機で、愛称はファイティング・ファルコン。

 F−104G スターファイター。アメリカのロッキード社が開発した超音速ジェット戦闘機です。

 ダグラス A−26 インベーダー。アメリカのダグラス社による双発軽攻撃機です。

 エアスピード オックスフォード。イギリス空軍で使用されたエアスピード社製の練習機です。

 DC−3。アメリカのダグラス・エアクラフト社(現・ボーイング社)が開発した双発のプロペラ旅客機・輸送機です。現地の解説ではダコタの愛称が併記されていましたが、これはイギリス軍用輸送機としての名称です。

 ボーイングB−29A スーパーフォートレス。日本では広島・長崎への原爆投下を始め、日本各地への空襲に飛来したアメリカの爆撃機として有名です。

 主にイギリス空軍で使われたデ・ハビランド モスキート。写真はMk. 30で、戦闘機型のようです。

 パーシヴァルのPEMBROKE P-38

 C−119 フライングボックスカー。空飛ぶ有蓋貨車という意味で、アメリカのフェアチャイルド社が開発した軍用輸送機です。

 ホーカーハリケーン Mk. IIC。イギリスのホーカー・エアクラフト社が開発したものです。

 デ・ハビランド DH.82 タイガー・モス。イギリスのデ・ハビランド社製の練習機です。

 デ・ハビランド DH.89 ドラゴン・ラピード。双発輸送機で、写真はおそらく、D.H. 89B Dominie Mk Iかな?と思います。

 マイルズ M.14 マジスター。イギリスの航空機メーカー、マイルズ・エアクラフト社製の軍用初等練習機です。