2009年8月8日〜10日 豪雨と戦え？無念の徳島駅までしかいけなかった紀行
▼８月９日
○高松駅
前日の夜から雨が降っておりましたので、嫌な予感がしておりましたが、翌日も雨。まあ、仕方がありません。
とりあえず、高松琴平電鉄（ことでん）と高松城の組み合わせを撮影。
・・・が、まだ辺りは暗く、雨も強くなってきており、電車がブレてしまいます。い、いや雨が猛烈に強くなってまいりまして、カメラの中に雨水が浸入することを警戒せねばなりません。と、とりあえず高松城から撤収。いやはや、何と台風が近づいているそうで。
高徳線の１２００形。
続いて５０００系快速「マリンライナー」。
２０００系特急「しまんと」。そして、特急「うずしお」に乗って徳島に向かうことにしました。
○第２３ランナー 高徳線特急「うずしお」（２０００系） 高松８：２３→徳島９：３４
雨は強く、光もあまり差さず暗い感じですが徳島駅に到着。
とりあえず駅の外に出まして、ＪＲ徳島駅を撮影。立派な駅舎ですね〜。
当初の予定通り牟岐線に乗って、阿佐海岸鉄道へ向かうか、徳島周辺にいるべきか、はたまた徳島線で西へ向かうか・・・と、今後のルートを決めかねつつ、キハ１８５系による牟岐線の特急「むろと」がやってきたので初撮影。・・・が、ここで大雨により阿佐海岸鉄道が運休とのアナウンスが。ガーン！
しかし意味も無く徳島駅に滞在するのも勿体無い。とりあえず、鳴門線に乗ることにしました。
○第２４ランナー 鳴門線普通（キハ４０系） 徳島１０：００→鳴門１０：３５
当然のことながら鳴門線も初めての乗車。良い機会ですので、全線乗ることにして、鳴門駅に到着しました。
鳴門駅の車止め。このまま淡路島を通り、明石海峡大橋をくぐって関西へ向かう線路は出来ませんでしたね。さて、駅舎の写真を撮った後、慌しく乗ってきた列車で折り返します。
○第２５ランナー 鳴門線普通（キハ４０系） 鳴門１０：４７→徳島１１：３０
こちらは高徳線との分岐駅である池谷駅。
○徳島駅とその周辺
そして徳島駅に到着し、ノーマルな２０００系による特急「うずしお」を撮影。そして、ただでさえ激しい雨は強くなる一方です。で・・・高徳線も運休とのアナウンスが。高松に戻れるのか？という不安も少々。大丈夫なのかしら。
雨が強くて外に出ることも叶わず。とりあえず、キロ１８６形「ゆうゆうアンパンマンカー」を撮影。
牟岐線の１２００形。
この時点では徳島線が動いていたので、キハ１８５系特急「剣山」が出発を待ちます。
それにしても暇です。そして、徳島駅の北側は徳島城跡。行きたくてたまらず、とうとう強行突入を開始。徳島運転所では、首都圏色のキハ４０系がいました。
ここで雨が一旦やみます。これはチャンスと、歩道橋の上から徳島運転所の気動車群を撮影。意外とＪＲ四国は車両置き換えが進んでいますので、キハ４０系も今のうちにしっかり撮影しておきます。
そして徳島城を見学。まずは旧徳島城表御殿庭園を散策しますが、築山泉水庭も枯山水も一体化してしまうほど、冠水しておりました。あらまあ・・・。そして、再び雨が降り出してきました。
徳島城で、なにやら駅舎風の怪しげな施設を発見。
なんと８６００形蒸気機関車が保存されていました。しっかりと屋根も付けられ、ホーム風の施設もつけられています。
なぜかレールはカーブして先に延びておりますが・・・。
徳島城の堀。
そして徳島城鷲の門（復元）。
ここで、先日食べ損ねた喜多方ラーメンの仇を徳島で討つ！というわけで、徳島ラーメンを食べました。うむ、豚骨醤油スープが非常にうまい。
さて、とりあえず徳島駅ホームに戻りますが、とうとう徳島線も運休。牟岐線も阿南までの運転。
徳島運転所にいるキハ１８５系がホームエクスプレス阿南のトレインマークに交換していたので撮影。結局、鉄道では先に行くことも高松に戻ることは不可能。諦めて徳島駅から退散しました。
さて、大雨の徳島駅前。バス乗り場のうち、この２番乗り場は路上から乗るスタイルの模様。まさか・・・と思いましたが、このような大雨の中でもお客さんを容赦なくズブ濡れにさせながら、バスに乗り込ませていました。恐るべし徳島バス。こうやって少しずつ、乗客を失っていくわけですね。
○第２６ランナー 列車代行バス 徳島駅前１５：１０頃→高松市内１８：４８
やむを得ず列車代行バスに乗り込みます。が、高速道路も通行止めになっているため海岸沿いの一般道路をトロトロ・・・。幸い、トイレもついているので、その点は安心でしたが、行きは約１時間だった所要時間は、帰りは３時間以上に・・・。
お世話になった代行バス。疲れ果てましたが、お陰さまで本当に助かりました。
本日の夕食。昼はラーメンでしたが、夜は「うどん定食」。西日本の方が「うどん」は美味しいなあ・・・。
○第２７ランナー 琴平線普通（１２００形） 瓦町１９：５１→高松築港１９：５５
さて、今回の旅行では「ことでん」こと、高松琴平電鉄に乗る予定は無かったのですが、やはり無視するのは勿体無い。というわけで、短い区間ではありますが瓦町から高松築港駅まで乗車します。まずは一宮行きの１１００形（もと京王５０００系）を撮影。
そして、何だか凄いことになっている１２００形（もと京急７００形）で高松築港駅に行き、宿に戻りました。それにしても、散々な１日でした。
