伊予灘ものがたり(キハ40系)


(写真:予讃線 伊予平野駅/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2014(平成26)年
元運転区間:松山〜大洲、松山〜八幡浜
元使用車種:キハ40系

●解説

 2014(平成26)年7月26日から、土休日を中心に運転されているJR四国の観光列車。
 予讃線を1日4本走行し、それぞれ松山→伊予大洲が「大洲編」、伊予大洲→松山が「双海編」、松山→八幡浜を「八幡浜編」、八幡浜→松山を「道後編」と、別称(ものがたり名称)が付けられている。このうち、大洲編、双海編、八幡浜編では地元食材を使った供食サービス、道後編でアフタヌーンティーのサービスが行われている。なお、いずれも事前予約が必要。

 使用されているのはキハ40系の改造車で、1号車はキロ47 1401(※キハ47 501から改造)で伊予灘の夕焼けをイメージした茜色に塗装された「茜の章」、2号車がキロ47 1402(※キハ47 1501から改造)で、愛媛の柑橘類と太陽をイメージした黄金色に塗装された「黄金の章」と名付けられている。ちなみに、一旦廃車されたものが復活を遂げたものである。

 キハ40系改造の編成は2021(令和3)年12月27日で営業運転を終え、2022(令和4)年度からはキハ185系改造の2代目車両によって特急化の上で運転される。

●1号車「茜の章」



1号車のメインカラーである茜色と、2号車のメインカラーである黄金色との塗り分けは列車の左右でバランスが異なっている。
(写真1枚目:予讃線 伊予平野駅/撮影:リン)
(写真2枚目:予讃線 伊予白滝駅/撮影:リン)


(写真:予讃線 松山駅/撮影:ひょん君)

クッションのカラーも茜色。また、座席の配置は4名用ボックスシート、2名用対面シート、海向き展望座席などが用意。なお、山側の床は一部が1段高くなっている。また、洋式トイレが設置。
(撮影:ひょん君)

(撮影:ひょん君)

●2号車「黄金の章」



(写真1枚目:予讃線 伊予長浜駅/撮影:リン)
(写真2枚目:予讃線 伊予平野駅/撮影:リン)


(写真:予讃線 松山駅/撮影:ひょん君)

クッションのカラーも黄金色。また、1号車同様に座席の配置は4名用ボックスシート、2名用対面シート、海向き展望座席などが用意。なお、山側の床は一部が1段高くなっている。また、カウンターが設置。
(撮影:ひょん君)

(撮影:ひょん君)

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