キハ40系 
(保有会社:JR北海道JR東日本JR東海JR西日本JR四国JR九州会津鉄道
     J.N.R/J.R. Diesel CarsSeries Kiha 40

キハ40系オリジナル塗装である首都圏色。JR化後、急速に地域ごとの独自色へ変更されたが、JR西日本山陰地区では現在もメインで活躍。
また、JR東日本東北地区では、少数がリバイバルとして再び姿を見せている。
(写真:山陰本線 米子駅/撮影:デューク)
●基本データ・運用区間
デビュー年:1976(昭和51)年  元・保有会社:国鉄
運転区間:八戸線、津軽線、大湊線、花輪線,IGRいわて銀河鉄道線、山田線,岩泉線,男鹿線、東北本線,
       只見線、米坂線,羽越本線,白新線,磐越西線,烏山線、大糸線,氷見線,城端線,北陸本線、高山本線、
      山陰本線、姫新線、津山線、芸備線、岩徳線、山口線、日田彦山線、唐津線、日南線、日豊本線、肥薩線など
元運転区間:全国各地

●急行用改造だけでは終わらなかった、特急へも進化した汎用型気動車
 キハ40系は、老朽化したキハ17系などの旧型を置き換えるために登場した車両。総計888両という狙ったとしか思えない数字の両数が製造され、北海道から九州まで全国各地に投入されて国鉄末期の非電化線を代表する車両となった。現在も第一線で活躍しているが、大型の車体の割にエンジンが弱く、JRになってからエンジンの換装が行われた車両も多く、さらに冷房化改造や、特にJR西日本では多数の車両に大幅なリニューアル工事を実施している。

 基本的には、両運転台(キハ40)、片運転台・両開き扉(キハ47)、片運転台・片開き扉(キハ48)、エンジンが高出力に改造された車両(JR九州のキハ147)などに分けられ、更に暖地用、寒地用、酷寒地用、トイレの有無などの区分がある。

 また、ジョイフルトレインへと改造された車両も多いほか、JR北海道では宗谷本線の急行「宗谷」「利尻」用(キハ400形 現在は引退)へ、JR九州では肥薩線の特急「はやとの風」へ改造した車両を登場させている(これとは別に、JR西日本では一般型の設備のまま、津山線の急行「つやま」で運用している)。


●キハ40系バリエーション一覧

各社で新型車両が登場したり、電化区間が拡大する中でも、未だにキハ40系は第一線で多くの車両が活躍。
上写真はJR北海道の標準塗装に塗られた車両。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:デューク)


2008年9月に落成した、JR東日本の陸羽東線で運転されるリゾート列車「みのり」。
老朽化した客車やキハ58系のジョイフルトレインに代わり、キハ40系のジョイフルトレインが増加中。
(写真:東北本線 郡山駅/撮影:CH様 禁転載)


2008年に登場した、JR九州・香椎線のアクアライナー塗装。
(写真:香椎線 宇美駅/撮影:kajibooh様 禁転載)


九州新幹線開業に合わせ、肥薩線の普通列車「いさぶろう」「しんぺい」に投入されたキハ40系改造車。
好調につき現在は2両体制になっているが、先に投入された方が、特急「はやとの風」用と同様に大規模な改造工事を受けている。
(写真:肥薩線 真幸駅/撮影:リン)

 宗谷本線の急行「宗谷」「利尻」などに使用するため、改造されて誕生したキハ400形。急行が特急へ格上げさた際、殆どの車両が一般型へ再改造されたが、304号のみがこの塗装のまま、2006年4月現在も苗穂運転所で留置されている。
(写真:急行利尻 宗谷本線 稚内駅/撮影:武蔵野通信局 禁転載)

 JR北海道の「お座敷車両」。
(写真:函館本線 朝里駅/撮影:ちゃけ様 禁転載)

 なんとJR世代のキハ130形を置き換えて日高線で運用されるキハ40。
(写真:日高線 苫小牧駅/撮影:関西ライナー 禁転載)

 茶色いキハ40は、「大沼・流山温泉バーベキュー号」の牽引役で、バーベキュー車両の前後に連結するため2両が存在。普通列車にも使用されている。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:もこてん)

 映画「ぽっぽや」に登場した、旧型気動車をイメージとして改造された車両(キハ40ー764)。現在は廃車され、ゆかりの幾寅駅にて車体を半分に切断された上で保存されている。
(写真撮影:Neo Nostalgia 禁転載)

 主に宮城県・福島県で活躍するキハ40系の塗装。車体中央に方向幕を設置している車両があるのも特徴の1つ。
(写真:東北本線 仙台駅/撮影:デューク)

 白い車体に赤帯をまいた、青森・盛岡地区の一般的な塗装。
(写真:八戸線 八戸駅/撮影:裏辺金好)

 青森・盛岡地区のキハ40系のうち、体質改善車は前面運転台付近に赤色を追加している。
(写真:津軽線 三厩駅/撮影:武蔵野通信局 禁転載)

 一見すると普通の首都圏色?と思いきや、側面が派手に塗られている八戸線の「うみねこ」用車両。東北新幹線八戸開業に伴い登場した。
(写真:八戸運輸区/撮影:半県民さん

 東北新幹線八戸開業に伴い登場したジョイフルトレイン、青森地区の「き・ら・き・ら・みちのく」用車両。
(撮影:半県民さん

 秋田県の五能線の旧塗装。
(写真:五能線 岩館駅/撮影:武蔵野通信局 禁転載)

 秋田県の五能線用の現在の塗装
(写真:奥羽本線 八郎潟〜鯉川/撮影:デューク)

 秋田県の男鹿線用の現在の塗装。五能線用と色違いである。
(写真:羽越本線 秋田駅/撮影:裏辺金好)

 JR東日本のジョイフルトレイン「ふるさと」。
(写真:東北本線 仙台駅/撮影:武蔵野通信局 禁転載)

 秋田〜青森を結ぶ「リゾートしらかみ」用に改造された車両。第一編成「青池」。当初は4両編成だったが、1両を第三編成に譲っている。
(写真:五能線 東能代駅/撮影:武蔵野通信局 禁転載)

 同じく「リゾートしらかみ」第二編成「無(ぶな)」。世界自然遺産白神山地のブナ林をイメージ した、緑色をアクセントにした塗装。
(写真:品川駅展示/撮影:裏辺金好)

 秋田〜青森を結ぶ「リゾートしらかみ」用に改造された車両。第三編成「くまげら」。白神産地に生息するクマゲラと日本海の夕陽をイメージした、オレンジ色を配した明るい塗装である。
(写真:品川駅展示/撮影:裏辺金好)

 東北地区のジョイフルトレイン「びゅうコースター風っこ」。首都圏でも青梅線などでの運転実績がある。
(写真:仙山線 山形駅/撮影:デューク)

 新潟・山形地区で国鉄末期から採用されている塗装。
(写真:羽越本線 新発田駅/撮影:デューク)

 新潟・山形地区の新塗装。塗り替えが進む。
(写真:磐越西線 会津若松駅/撮影:裏辺金好)

 会津鉄道のジョイフルトレイン「風覧望」用に改造されたキハ40形(→AT400形)。前面、側面共に大幅に改造されている。
(写真:会津鉄道 会津若松駅/撮影:グロッグフロッグ

 宇都宮近郊の烏山(からすやま)線を走るキハ40系。M字に似た緑色のラインを配している。
(写真:烏山線 烏山駅/撮影:デューク)

 富山県の城端線・氷見線用の2代目塗装。ちなみに初代は、青色をベースにピンク色のストライブが入るという、独特の色だった。
(写真:城端線 高岡駅/撮影:Neo Nostalgia 禁転載)

 富山県の城端線・氷見線用の現在の塗装。前の方が明るくてよかったのだが・・。
(写真:城端線 城端駅/撮影:裏辺金好)

 富山県の城端線・氷見線用の「忍者ハットリくん」塗装。氷見市出身の漫画家、藤子不二雄Aさんの原画「忍者ハットリくん 氷見を翔ぶ」、「いきいき富山 夢列車」を基にラッピング塗装したもの。
(写真:氷見線 伏木駅/撮影:裏辺金好)

 同じく富山県の城端線・氷見線用の「忍者ハットリくん」塗装。評判は上々のようでござる。ニンニン。
(写真:城端線 城端駅/撮影:裏辺金好)

 JR東海用車両の一般的な塗装。211系近郊型電車のような、湘南色の帯を巻いている。
(写真:高山本線 岐阜駅/撮影:裏辺金好)

 電化される前に活躍した加古川線塗装のキハ40系。
(写真:加古川線 加古川駅/撮影:裏辺金好)

 電化前の小浜線などで活躍していたキハ40系。
(写真:北陸本線 新疋田〜敦賀/撮影:haru様)

 兵庫県で2006年秋に開催される「のじぎく兵庫国体」を記念して、同大会のマスコットキャラクター「はばタン」が描かれたキハ40。2006年5月28日から翌年5月まで、1年間運用される。
(写真:姫新線 姫路駅/撮影:リン)

兵庫県の姫路地区のキハ40。主に姫新線などで運用される。
(写真:姫新線 姫路駅/撮影:裏辺金好)

 片運転台のキハ47を両運転台化して登場したキハ41。そのうち先頭車改造された方はこんな感じ。播但線、山陰本線で運用。
(写真:播但線 和田山駅/撮影:武蔵野通信局 禁転載)

 山陰本線、播但線北部の非電化区間などで運用されるキハ40。側扉と窓周りを松葉色でアクセントとしている。
(写真撮影:関西ライナー様 禁転載)

 主に山陰の境線を走っている車両で、首都圏色をベースに、当地の水木しげるにちなんでゲゲゲの鬼太郎塗装となっている車両。
(写真:境線 米子駅/武蔵野通信局 禁転載)

 山陰の境線で走行するキハ40「鬼太郎列車」用、新ラッピング車両。こちらは、鬼太郎をイメージし、前面の貫通扉にKitaroと書かれている。
(写真:境線 米子駅/撮影:リン)

 山陰の境線で走行するキハ40「鬼太郎列車」用、新ラッピング車両。こちらは、ネズミ男をイメージし、前面の貫通扉にNezumiと書かれている。
(写真:境線 米子駅/撮影:リン)

 山陰本線で活躍するキハ40系イラスト列車の1つ。
(写真:山陰本線 米子駅/撮影:デューク

 広島県・山口県のキハ40系に施されている塗装。一部は岡山地区の津山線急行「つやま」でも使用されていた。
(写真:急行つやま 津山線 法界院〜岡山/撮影:裏辺金好)

 岡山の吉備線・津山線で運用されるキハ40系の塗装。こちらは、窓周りがグレーで囲まれているタイプ。
(写真:津山線 岡山〜法界院/撮影:裏辺金好)

 同じく岡山の吉備線・津山線で運用されるキハ40系の塗装で、左写真と窓周り部分が違い、グレーが省略されている。左写真の塗装より後から登場したが、こちらが最近では主流。
(写真:津山線 岡山〜法界院/撮影:裏辺金好)

 電化区間である呉線に投入されたキハ40系「瀬戸内マリンビュー」。瀬戸内を行く観光列車として、また通常の快速としても人気の高い列車。
(写真:呉線 広駅/撮影:さくら電鉄様)

 「瀬戸内マリンビュー」に続いて、山口県の山陰本線用の観光列車として誕生した「みすヾ潮彩」。
(写真:山陰本線 長門市駅/撮影:リン)

 JR四国管内のほぼ全域で見られるキハ40系の塗装。コーポレートカラーである水色を下半分にまく。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:裏辺金好)

 JR九州全域で活躍するキハ40は、415系電車などと同じ塗装を採用。
(写真:指宿枕崎線 指宿駅/撮影:裏辺金好)

 なんとJR九州の特急「はやとの風」として運転を開始したキハ147。現在はキハ47も1両改造され、3両体制に。
(写真:特急はやとの風 肥薩線 鹿児島駅/撮影:裏辺金好)

 宮崎県の日南線で運用されるキハ40系は、ほぼ黄色1色。さらに、イルカのマークとNICHINAN LINEのロゴが入る。
(写真:日南線 南宮崎駅/撮影:裏辺金好)

 日南線で運用されるキハ40形。こちらは、沿線の日南市(飫肥地区)を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「わかば」PRしたもので、放送時には主演の女優、原田夏希さんの写真もラッピングされていた。2006年5月現在も運用中。
(写真:日南線 南宮崎駅/撮影:裏辺金好)