瀬戸内マリンビュー


(写真:下関総合車両所本所/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2005(平成17)年
運転区間:広島〜三原
使用車種:キハ40系

●解説

 2005(平成17)年10月1日から、土休日を中心に運転されているJR西日本の観光列車。

 使用されているのは下関総合車両所広島支所のキハ47形7000番台で、船をイメージし先頭に浮き輪とオールを掲げるほか、車内は木目調の内装に改装。広島方である1号車が指定席、三原方である2号車が自由席であり、このうち指定席車内は山側の席が海側を向いているほか、フリースペースやカウンターを備えている。また、いずれの車両も海側は固定窓に変更されている。

 2011(平成23)年3月11日までは、原則として毎日2往復運転されており、広島→三原、三原→呉、呉→三原、三原→広島という運用を行っていた。また、2012(平成24)年1月7日から2013(平成15)年1月14日までは大河ドラマ「平清盛」に因み、「清盛マリンビュー」の愛称で宮島口〜広島間を延長運転した。この際、専用のヘッドマークが掲出されたほか、浮き輪とオールが「杓文字」に変更されていた。

●1号車(指定席)




キハ47−7001
1号車指定席でソファータイプの座席の設置や、テーブルの設置、レトロ調の照明など大幅な改装を実施。
(写真1枚目:山陽本線 広島駅/撮影:リン)
(写真2枚目・3枚目撮影:リン)

●2号車(自由席)



キハ47−7002
2号車自由席で、こちらは木目調に改装した以外は簡易的な改造にとどめられている。
(写真1枚目:下関総合車両所本所/撮影:リン)
(写真2枚目撮影:リン)

●清盛マリンビュー



(写真:呉線 竹原〜大乗/撮影:裏辺金好)

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