リニア・鉄道館〜愛知県名古屋市港区〜

〇車両展示室(電車)



モハ1形直流電車 モハ1035
 1922(大正11)年製。日本国有鉄道の前身、鉄道省デハ33500系デハ33509として登場。その後の称号改正でモハ1035となり、廃車後は三信鉄道(後に戦時買収によって鉄道省に復籍)デ307、大井川鐵道モハ301と形式が変遷。1997(平成9)年にJR東海発足10周年記念事業として購入・復元整備が行われ、以来伊那松島運輸区に保存されていました。


クモハ12形直流通勤形電車 クモハ12041
 1927(昭和2)年製。当初はモハ30131として登場したものの、称号改正や改造などによる度重なる改番を受け、最終的にはクモハ12041に。1987(昭和62)年より飯田線において「ゲタ電」号などで活躍、2002(平成14)年に引退し、伊那松島運輸区において保管されていました。


52系直流急行型電車 モハ52004
 1937(昭和12)年製。京阪神区間の急行電車(後の快速電車)用として登場した車両で、当時の流線形ブームに乗っかって前面を流線形の独特の形状としているのが特徴。モハ52004は1978(昭和53)年に引退した後、日本車輌豊川製作所に保存。その後、1991(平成3)年に佐久間レールパークに移管され保存されていました。

63系直流通勤型電車 モハ63638
 1947(昭和22)年製。戦時体制下においての輸送力増強目的に登場した車両で、国鉄のみならず、戦後の輸送力増強を目的として大手私鉄にも多数導入された車両。20m級車体・4扉という、今となっては一般的となった通勤型車体を本格的に採用した車両であると同時に、1951(昭和26)年に発生し多くの犠牲者を出した「桜木町事故」という負の側面でも有名な車両。
 リニア・鉄道館に展示される以前は、クモヤ90005として浜松工場で保管されており、「リニア・鉄道館」への展示に際してモハ63638へと復元されました。


111系直流近郊型電車 クハ111−1
 1962(昭和37)年製。東海道本線の混雑緩和のために登場した近郊形電車。後に同形式の出力増強版である113系や勾配線区用の115系などが登場しました。「リニア・鉄道館」に展示される前は、佐久間レールパークにおいて保存されていた車両です。

165系直流急行型電車 クモハ165−108
 1963(昭和38)年製。パワー不足気味の153系に代わって登場した車両で、急行型電車の代名詞的存在。展示される前は美濃太田車両区において保管。

165系直流急行型電車 サロ165−106
 1967(昭和42)年製の、165系のグリーン車。簡易運転台を装備している。展示前は浜松工場において保存。


381系直流特急型電車 クハ381−1
 1973(昭和48)年製。中央本線の特急「しなの」の電車化に加え、曲線区間で車体を傾ける「振り子式車両」としたことで、乗り心地向上とスピードアップを図った日本初の振り子式特急型電車。中央本線の他に紀勢本線や伯備線などにも投入され、こちらは今でも活躍中。クハ381−1は引退後、長らく美濃太田車両区に保管されていました。

381系直流特急型電車 クロ381−11
 1974(昭和49)年製。1988(昭和63)年にサロ381形を先頭車化改造したパノラマグリーン車で、特急「しなの」用として活躍していた。リニア・鉄道館に展示される以前はクハ381−1と共に、長らく美濃太田車両区において保管。

117系直流近郊型電車 クハ117−30/モハ117−59/クハ116−209
 休憩用の車両として屋外で保存されている117系。関西圏の新快速電車として登場したもので、後に名古屋にも投入されました。展示されている車両は、クハ117とモハ117が1982(昭和57)年製、クハ116が1986(昭和61)年製です。

〇車両展示室(気動車)




ホジ6005形蒸気動車 ホジ6014 【鉄道記念物】
 1913(大正2)年汽車会社製。日本で唯一残る蒸気動車で、車体に小型の蒸気機関を搭載し、車内は機関室、客室、運転室の3つが存在する、現在の気動車の祖先に当たる車両。博物館明治村にて保存されていましたが、「リニア・鉄道館」開館にあわせて移設されています。

キハ48000形(キハ10系)気動車 キハ48036
 1961(昭和31)年製。量産型気動車として初めて液体変速機を採用した車両で、これにより複数の車両の総括制御などが容易に行えるようになった、日本の鉄道史に大きく名を残した車両。展示されているキハ48036は茨城交通(現:ひたちなか海浜鉄道)から譲り受けた車両で、「リニア・鉄道館」に展示される以前は佐久間レールパークで保存されていました。

キハ80系特急型気動車 キハ82−73
 1965(昭和40)年製。キハ80系は全国に渡って運用された、国鉄初の特急型気動車。キハ82形は前面に貫通路を設け、分割併合を可能にした車両であり、特急「ひだ」や「南紀」などに使用された後、美濃太田車両区において保管されていました



キハ181系特急型気動車 キハ181−1
 1968(昭和43)年製。パワー不足気味だったキハ80系に代わる特急用気動車として登場。中央本線の特急「しなの」には電車化される直前まで使用されていました。展示されているキハ181−1はJR四国から購入したもので、「リニア・鉄道館」に来る以前は佐久間レールパークで保存。

〇車両展示室(客車)


スニ30形客車 オヤ30 95
 1929(昭和4)年製。荷物用客車で、写真手前側には車掌室が設置されています。以前は佐久間レールパークで保存されていました。

オヤ31形客車 オヤ31 12
 1937(昭和12)年製。1958(昭和33)年にスハ32系客車のスハ32 426から改造された建築限界測定車。車両側面から矢羽根を広げて線路周辺の構造物などが建築限界を支障していないか測定する車両。その姿が花魁(おいらん)が沢山のかんざしを挿しているようにも見えることから、「オイラン車」とも呼ばれます。以前は佐久間レールパークで保存されていました。

オハ35形客車 オハ35 206
 1941(昭和16)年製。国鉄鋼製客車のスタイルを確立した三等客車です。

マイネ40形客車 マイネ40 7
 1948(昭和23)年製。戦後初めて製造された1等寝台客車で、東京と九州を結ぶ急行列車で使用されました。

スハ43形3等客車 スハ43 321
 1954(昭和29)年製。かつては美濃太田車両区で保管されていました。EF58 157号機に連結されて保存されています。

オロネ10形客車 オロネ10 27
 1960(昭和35)年製。10系客車の1等寝台車で、徹底的な軽量化が図られています。

〇その他の風景


国鉄バス第1号車 【鉄道記念物】  
 1930(昭和5)年12月20日に、愛知県の岡崎〜多治見で運航を開始した省営乗合自動車の第1号車(*省=鉄道省。後の国鉄)。現存するわが国最古の国産バスです。
 交通博物館時代から鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区)へ引き継がれた展示物でしたが、リニア・鉄道館が開業するにあたり、譲渡されました。

0系と300系のパンタグラフ

0系と300系のモーター

ヘッドマークや行先のサボ




鉄道模型ジオラマ

N700系が博物館へ搬入中!?なんと気が早い・・・。

運転シミュレーター



↑ PAGE TOP