三陸鉄道


〇解説

 1984(昭和59)年4月に、特定地方交通線の第三セクター化第1号として開業したもの。国鉄盛線(盛〜吉浜)、宮古線(宮古〜田老)、久慈線(普代〜久慈)、開業目前で旧日本鉄道建設公団で建設中だった吉浜〜釜石、田老〜普代が移管されたもので、長らく北リアス線(宮古〜久慈/71.0km)、南リアス線(盛〜釜石/33.6km)の2路線体制で運営されていた。
 2011(平成23)年3月11日の東日本大震災では甚大な被害を受けたが、3月16日には北リアス線の陸中野田 〜久慈間の運転を再開させたことを皮切りに、2014(平成26)年4月に北リアス線、南リアス線共に全線で運行を再開。2013(平成25)年にはNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台として登場し、大きな注目を集めた。
 2019(平成31)年3月23日に、JR山田線(釜石〜宮古間/55.4km)の復旧に伴う移管を受け、北リアス線、南リアス線を含めて全線をリアス線(163.0km)として一体運用を開始している。

■保有車両


▲36形(一般車)
▲36−300、36−400形

▲36−700形
▲36−R形

 
▲36−Z形
 

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