ひたちなか海浜鉄道キハ11形(2代目)


ひたちなか海浜鉄道オリジナル塗装となったキハ11形。
(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2015(平成27)年
<JR車両としては1988(昭和63)年>
最高速度:95km/h
運用区間:湊線

●湊線のサービス向上に向けて再登板

 後継車両の投入伴い不要となった、JR東海とその子会社である東海事業交通
のキハ11形の譲渡を受けたもので、老朽化したキハ200形、キハ2000形の置き換えと冷房化率100%を目的とする。

 JR東海からはキハ11-123, 東海交通事業からはキハ11-201,202, 203, 204の合計5両が、ひたちなか海浜鉄道へ譲渡され、このうち3両(キハ11-123、203, 204)がキハ11-5、7に改番(残る2両は部品取り用)。自動列車停止装置(ATS)などの整備、ラインカラーの変更(オレンジ1色)を行った上で、2015(平成27)年12月30日から運転を開始した。

●カラーバリエーション


2021(令和3)年10月から約1年間運転された「ほしいも王国」ラッピング列車。全国からデザインを公募し、干し芋をモチーフにした外観が特徴。さらに、車内のつり革には1本1本「干し芋」が取り付けられている。
(写真:湊線 阿字ヶ浦駅/撮影:リン)

ひたちなか海浜鉄道へ譲渡された直後の姿。キハ11 203,204は東海事業交通の所属だが、JR東海色で高山本線などで活躍した車両。
(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:裏辺金好)

JRマークを消した状態。
(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:裏辺金好)

東海事業交通色のキハ11 201。なお、キハ11 202については遅れて譲渡された。
(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:裏辺金好)

(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:裏辺金好)

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