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○8月27日(日)
 裏辺研究所のトップページでも少し紹介していますが、東京都多摩動物公園へ行ってまいりました。
 元々は、「(またまた)ホリデー快速河口湖でも撮影するか」と家を出ただけだったのですが、そのうち「たまには京王電鉄を撮影してみようか・・・」、となり、さらに日野市の有名な寺院である「高幡不動」にも久しぶりに行ってみるか・・・となり、さらに「どうせなら多摩動物公園でも、少しだけ見てみるか」となり、結局どっぷりと動物園の魅力につかまってしまいました。

 というわけで、元々の標的はこいつ。
 なぜか知りませんが、何度撮ってもこいつは満足する一枚が撮影できない。先頭部がぶれていたり、露出不足だったり、タイミングをはずしたり・・・。案の定、本日は撮影データの保存サイズを間違え、最も小さい1024×768ピクセルでの記録となってしまいました。何にせよ、大したことのない1枚です。とほほ。

 こちらは大宮始発のホリデー快速河口湖。昨日に引き続きまた撮影です。

 さて、本当に久しぶりに京王電鉄の撮影へ。写真は左が事業用の6000系で、右が8000系通勤型電車。
 8000系は高幡不動駅折り返しの列車ですが、一度八王子方面へ回送されてから、改めて新宿方面のホームへ入線するという丁寧な運用となっています。こうすれば、「一部の上り列車は、下り列車用のホームから発車します」ということもなく、乗客には便利ですね。

 さて、こちらは高幡不動尊(正式には高幡山明王院金剛寺)。写真正面の入母屋造の仁王門は室町時代築で重要文化財。
 飾られている仁王像も室町時代築と、非常に重要な文化財。

 仁王門をくぐると現れる不動堂も室町時代の築で重要文化財となっています。

 また、この地は土方歳三が生まれた旧・石田村(現・日野市石田)にも近く、彼の銅像や顕彰碑(明治21年作成)などがあります。

 五重塔は1980(昭和55)年に造られた物ですが、平安時代の様式を模しており非常に美しい。
 かなり迫力もあり、今後とも親しまれていつかは文化財となってほしいものですね。

 さて、いちど高幡不動駅に戻り京王7000系を撮影。

 そして、多摩都市モノレールの高架橋に沿って自転車を走らせ、多摩動物公園へ到着。
 広い森の中に動物たちが生息しており、もちろんサファリパークほどではありませんが、かなり広大。真面目に見ていたら1日がかりになってしまう・・・。現実に、私もまさか長時間滞在するとは思っていなかったので(サンダルできてしまい、歩くのがきつい・・・)、昼までに半分ぐらい見て退散しました。

 こちら、ルリコンゴインコ。かなり鮮やかな色をしていてビックリですね。

 こちらはクロトキ。
 解説によると、トキは佐渡で繁殖させているトキも含めて23種類いるそうで、こいつもその1種。


 こちらは、モウコノウマ(タキ)。名前から推測できますとおり、元々はモンゴルなどで生息していた馬。
 現在、家畜馬との交雑が進んでしまい、野生では生息していないそうですが、なんと旧石器時代、フランスのラスコー洞窟に描かれた馬は、こやつのことだとか・・・。純粋なモウコノウマは世界各地の動物園で大事に育てられ、繁殖されています。

○8月26日(土)
 夕方のJR中央線 立川駅にて。大宮行きの189系快速「ホリデー快速河口湖」を撮影。
 買い物のついでに撮影したまでですが、この列車、しょっちゅう撮っている気が・・・。

○8月19日(土)
 当研究所の桜乃顧問が入院されたというので、大阪までお見舞いへ。
 またまた寝台急行「銀河」で行こう・・・かと思いましたが、今回は新幹線で出撃。ただ、私が住んでいる藤沢は在来線で新横浜か小田原に出ないと行けないため、結構面倒だったりします。ともあれ、新大阪駅に到着。まずは、山陽新幹線でしか見られない「ひかりレールスター」を撮影、と、早速鉄道モード(笑)。

 見舞いに行く前に、今回は久しぶりに神戸へ。と言っても、最初に降り立ったのはJR神戸線(東海道線)摂津本山駅。
 周辺は住宅地となっており、名所旧跡も無い場所ですが、摂津本山駅南にある本山交通公園で、神戸市電1150形が保存されているので、こいつを撮影に行った次第。長らく放置状態でしたが、去年になって再塗装など整備が実施。引き続き屋外保存ではありますが、とにかく解体を免れたのは有難いことです。

 それから、同公園には昭和17年に製造され、八幡製鉄、のち石原産業で活躍したS108も保存。
 四日市工場で昭和42年まで使用されたとのことですが、何ゆえこんなマイナーな蒸気機関車が今まで保存・・・??

 さて、そして今度は神戸市中心部へ。
 神戸市立博物館の少し南に行ったところにある、江戸幕府の海軍操練所跡を訪問。と言っても、現在は(少し豪華な)石碑が建っているだけ。勝海舟が組織し、坂本竜馬らが学んだ場所で、日本史に少なからぬ影響を与えています。また、当時は周辺に何も無かったこの場所へ、目をつけた勝海舟は先見の明があったということでしょうか。近代神戸の歴史、発祥の地でもあります。

 その周囲は、いわゆる旧居留地と呼ばれるエリアで、開国に伴い外国人が多く移り住んでいました。その名残で昭和初期まで数多くの洋風ビルが建てられ、現在でも幾つか残っております。詳しくはまた今度。

 それから神戸のシンボル的存在である赤いポートタワーと、その右手にある帆船風の神戸海洋博物館を撮影。

 さらにJR神戸駅へ歩き、こちらも撮影します。
 ご覧の通り近代建築で、1934(昭和9)年に建てられた立派な建築。色合いは違いますが、上野駅にも似てます。

 そして神戸駅で201系と207系のツーショットを撮影。

 さらに大阪駅で485系特急「雷鳥」を撮影。久しぶりに200番台を先頭にした編成を撮影できました。
 美しい編成ですのう・・・(うっとり)。

 さて、肝心の桜乃所員の容態は回復順調のようで、まずは一安心。
 とにかく過労とか病気とか怪我とかで体の具合は崩したくないものです。無病息災、元気で過ごせることが何よりの幸せであるとつくづく思います。少なくとも、過労は職場環境の改善で防げるものです。どうも色々な人の話を聞いていると、労働基準法を無視した経営が色々なところでなされているようで、事務処理の効率化、適正化に知恵を絞った経営をお願いしたいところ。なんて、こんなところで書いたところで改善されるわけはありませんが・・・。

 本日の締めくくりは、桜乃所員と私と中学校以来の友人であるH氏に案内してもらった、真田幸村戦没地。
 四天王寺近くにある安居神社が、その場所となっております。

○8月17日(木)
 殆ど毎日のように日本の旅・鉄道見聞録を更新している裏辺所長&デュークですが、実は閲覧者や多くのスタッフから頂いた写真の数々を大量に死蔵していたりします(ごめんなさい)。それだけ日々投稿していただける写真の量が多いということですが、管理人だけ「おお、すげえ」と喜ばせていただいているのは本当に申し訳ない。というわけで、上写真はキハ80系特急「北斗」(撮影:haru様)。

 それからこちら、なんと485系特急「こだま」。・・・もちろん、本物の列車ではなくて、1989年ごろにミステリー列車として運転された特別な列車。こんなのもあったんですね。(写真:品川駅/撮影:haru様)。

 そしてこちらは、D51牽引によるオリエント急行。そうです、思い出してみればヨーロッパから豪華客車列車「オリエント急行」が輸送され、日本各地で披露されたこともありましたね。私はまだ子供の頃でしたが、ニュースでやっていたのは覚えています。(撮影:daikiti様)。

 最後にもう1つ。決してウソ画像ではありません。JR発足から間もない頃、団体列車で185系が大阪まで入線し、もちろんJR西日本の車両と並んだことがあります。それがこの1枚。今となっては、221系の新快速姿も懐かしいですね(撮影:もこてん)。

 ・・・と、色々懐かしい画像を並べてみましたが。
 こんな余裕をぶちかましているのであれば、懐かしの鉄道風景を更新しろ、という感じですね。失礼しました。

○8月14日(月)
 本日の一枚はリン所員より。
 山陰本線の特急といえば、最近キハ187系に置き換えられスピードアップを果たしたものの、基本的に2両編成という寂しい姿になっております。しかし、お盆輸送の最盛期となっている本日、なんと6両編成で運転される米子発鳥取行の「スーパーまつかぜ2号」でございます。もっとも、この列車自体はリン所員によるラッシュ輸送のために普段から4両編成だそうです。

 やはり特急列車は少しでも編成が長い方が貫禄がありますね。

○8月12日(土)
 とにかく撮った、それに尽きる一日でした。
 2日前にいきなりデューク所員に召集命令をかけるという失礼極まりない行為をした所長は、前日の夜にいきなり「明日、大阪からそちらに行くわ」という友人の訪問を断って鉄道三昧。首都圏でこれだけ撮影しているのだから、今さらもう・・・と思っていたのが甘かった。というわけで、鉄道見聞録でまとめて紹介しておりますので、是非ご覧下さい。


○8月6日(日)つづき
 午前中に引き続き、実は夕方から夜にかけて鉄道三昧だった所長です。
 すでに掲載していますが、まずはJR中央線八王子駅で、久しぶりに運転された183系による特急「かいじ」を撮影。



205系横浜線(前面方向幕LED)

EF64
 それから、やはり八王子駅で上記の列車を撮影しました。
 EF64国鉄色の重連ともなると、いよいよ貴重です。

 続いて中央線に乗車し中野駅へ。さすがに日も落ち、すっかり夜になってしまいました。
 新宿駅に向かおうとしたところ・・・おお、引退間近の東京メトロ5000系(しかも1編成しかないアルミ車)ではありませんか。というわけで、時間に余裕があったので下車。


 そして新宿駅で485系快速「フェアーウェイ」を撮影・・・と思いきや、すでに回送幕でございました。
 ちっ・・・。


 それからしばらく時間が空いて、今度は上野駅で485系特急「あいづ」を撮影。
 運転開始前のイメージ図では、なんじゃこりゃ状態でしたが、いざ実車をみると意外に悪くありませんね。

○8月6日(日)
 せっかくの休日、早起きをするべきか否か、それが問題だ。
 というわけで、早朝に上野発の特急「あいづ」を撮りに行こうと思いつつも、前日に上司の家でバーベキューパーティーをやった疲れで断念。かわって、私にとってお馴染みのJR中央線 日野〜豊田で色々と撮影(=鉄分補給)しました。まずは、EF64 1012号機。国鉄色もさすがに数を減らしてますので、しっかり記録しておきます。

 続いてやってきたのが、115系スカ色の回送。豊田電車区に送り込まれるものです。
 115系のこの色。考えてみれば、運用範囲が広いので関東各地では見られますが、数自体は少ないですね。ちなみに、この色を見ていて思い出しましたが、とうとう211系の外房線、内房線用の車両が大宮総合車両センターに登場。スカ色になるのかと思いきや黄色と青い帯になったようです。このまま撮影に行こうかと思いましたが、暑いので遠慮することにしました。なに、どうせすぐに見られますね。

 そして本日のお目当て、189系快速「ホリデー快速河口湖」号(あずさ色)。
 7月以降、ついにトレインマークが絵入りとなり、今までの「快速」という味気ない表示から一新。ちょっと以前の特急らしさが戻り、撮影していて楽しい。こうやってみると、かつての「あずさ」時代も彷彿とします。

 さらに近くの踏切に移動し、中央線の201系を撮影。秋からいよいよ引退に向けて本格的にカウントダウンが始まりますが、今の時点では山ほどやってきます。踏切の警告音も鳴りっぱなし。

 そして、本日お目当てパート2である189系「ホリデー快速河口湖」号(彩野編成)。東武鉄道直通の485系と似た塗装ながら、すっかり休日の富士急行(河口湖駅)直通車両として定着した感があります。「あずさ」から撤退して久しいですが、183系・189系が相変わらず中央線と縁が深いことは、生まれてからずっと中央線沿線を見てきた私としては、有難いです。

 豊田駅へ入線する「ホリデー快速河口湖」号。

 さあ、帰ろうかと思いきや直ぐに踏切の警告音が鳴り、また201系が登場。
 ちょうど上下線ですれ違う瞬間があったので、このように撮影してみました。本日も、ご馳走様でした。

○8月2日(水)
 氷川副所長、長崎へ帰る。
 というわけで、少しだけ横浜を見せた後、羽田空港へ向かうことにしました。ただし、前述のとおり「歴史的建造物にはまったく関心を示さない人」ですので、あくまで「横浜を歩いた」と後で言えるためのアリバイ作り程度の観光(笑)。ですので、山下公園にある氷川丸を外から見せることに。もちろん、彼が「氷川」副所長だから、です。


 それから、横浜中華街を一周。
 一応、有名らしいので関帝廟を見せておきます。やはり、氷川副所長は何の感慨も無いようでした。まあ、私も別に・・・。
 だいたい現在の建物は、1990(平成2)年に完成したものですからねえ。

 横浜中華街の風景。さすが、こうやって見ると、さすがに異国情緒の漂う雰囲気。
 それにしても、さすがは夏休み。平日だというのに、これだけの人が・・・。

 さて、羽田空港第2ターミナルへ行くと、スペースシャトル「アトランティス」の模型が。
 これもいつか使う資料になるでしょうから、撮影しておきます。ところで、うちのホームページの「宇宙研究室」は
、いつ更新されるのでしょう? まさか、所長じきじきに更新しないといけない時期に来ているのでしょうか・・・? ねえ、担当の片桐所員。馬藤所員の恐竜のコーナーも更新されないし、どうも理系分野の担当者は忙しくて自分のコーナーを放り出す傾向にありますねえ。

 「なら私が書いてやろう」
 という人、大歓迎です。理科系コンテンツにもっと力を入れたいですね。

 さて、羽田空港第1ターミナルへ無駄に行き、なんとなくJALの旧塗装を撮影。

 さらに、私も周りに刺激されて飛行機の離陸シーンを撮影しようとしますが・・・。
 光化学スモッグみたいなのもすごいし、さすがに私のカメラではズームも厳しいし、満足いける写真は撮影できないですね。
 ほかの方に任せます・・・。


○8月1日(火)
 氷川副所長、関東へ来る。
 というわけで松戸副所長も呼び寄せ、本日は我が家から近い鎌倉をまずはご案内。と言っても、氷川副所長は歴史的建造物に何の興味の無い方ですので、単純に大仏、鶴岡八幡宮、建長寺だけを案内しました。結果、やはり何の感慨も無いそうです。ははは。

 そして、今度は「お台場」へ。
 氷川副所長のリクエストに伴い、フジテレビを見てまいりました。とはいえ、夏休みなので本社屋の見学や「お台場冒険王」などの企画に参加できるはずも無く、ささやかでございますが「トリビアの泉」の「へぇボタン」押し競争に参加。意外と燃えます(笑)。

 こちらは、地区名の由来となった品川台場跡。
 意外と広い面積を持っており、江戸の海上防衛を担う・・・はずでした。

 こちらは台場駅で撮影した「ゆりかもめ」。
 トリミングは一切行っておりません。適当に撮っただけですが、意外と自信作の1枚です。それにしても、5分に1本の割合で運転されているにもかかわらず、かなりの乗客が乗っております。赤字になる気配は無さそうなので、もう少し運賃を下げて欲しい。

 さらに汐留に移動し、日本テレビへ。偶然、ズームインSUPERのスタジオが公開されていたので、行ってまいりました。結構小さいスタジオですが、裏方の部分も含めて綺麗で好印象。これでスタジオの配置もわかったので明日、ズームインSUPERを見るのが楽しみです。ちなみに、スタジオに向かってズームインしているのは、氷川副所長。

 それから、日本テレビ前には岡本太郎の「明日の神話」が公開中。メキシコで同氏が描いたが行方不明となり、最近になってメキシコ国内にある資材置き場から発見されたもの。事前に、修復前の画像も配られていたので拝見したのですが、塗料の退色はもちろん、欠落した部分もあったほど。それが、見事に復元されており、絵については正直よく解らんですが、修復技術には心から感動しました。

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